営業職に向いている人とは。飛び込み営業やルート営業の適性を解説。

飛び込みテレアポ新規開拓ルートなど営業職の適正を解説。
       

営業職への転職にはまず適性を理解しよう。ルート飛び込みテレアポなど営業形態別に解説します。

目次

歩合給を狙うなら新規開拓飛び込み営業

話し好きは新規開拓訪問営業に向いている

新規開拓営業はなんといっても明るく快活にしゃべれる能力が大切。そんなお話好きな方にはうってつけの仕事でしょう。

人見知りせず、どんどん話しかけて懐に飛び込める人は営業職で重宝されます。

どんな人とでも楽しく話して仲良くなれる、そんな人には天職といえる仕事かもしれません。

トップセールスは飛び込み営業が得意

営業部門で一か月や一年といった単位で、部門売上一位の方をトップセールスと言います。トップセールスを獲得できる方は飛び込み営業が得意です。

営業は既存顧客との関係性も大事ですが、やはり販路を増やして絶対的な売り上げを増やしていけるのは新規開拓営業です。

トップセールスでのインセンティブ収入を目指すなら、新規開拓営業が一番でしょう。

成約まで気長に待つ精神も大切

新規開拓営業は成約まで時間を要することもしばしばです。商材によっては即アポイントを取って、即決で成約するものも多いですが、だいたいの商材やサービスの成約には時間がかかります。

実際に売り上げとして計上できるまで、時間を要することで焦る気持ちが出てきます。そんなときも落ち着いて淡々とできる仕事をこなせる人は新規開拓営業に向いています。

数字を上げるために今なにをすべきか。ある程度の期間設定をして、できることをこなしていくことも新規開拓営業では大切な要素になります。

ルート営業は既存顧客との安定した関係継続が大切

得意先と末永くお付き合いができる人に向いている

ルート営業の仕事は基本的に得意先回り。就職や転職でルート営業に回された人は、先輩とあいさつ回りに出かけたり、担当を引き継いで得意先とのお付き合いを継続していきます。

仕事柄、大切な人々と末永くお付き合いするのが得意な方はこの仕事に向いています。

近しい人とでも距離感を大切に、相手の好きなことや禁忌ワードなどを理解して、末永く関係性を構築していける人はルート営業もうまくこなせることでしょう。

ルート営業先への商品更新プレゼンも大切な仕事

ルート営業は得意先回りといっても、同じ商品を定期的に納品することだけが仕事ではありません。

旬の商材は時代と共に変化します。得意先回りの際には新商品のプレゼンなども大切になってきます。

そのためプレゼン時間を設けてもらうためにも、得意先で話を聞いてもらいやすい時間帯を把握するなど、時間管理も大切な仕事のひとつになります。

売上目標が設定しやすく精神負担は少なめ

ルート営業だと、だいてい得意先ごとの売掛金は把握できます。そのため売り上げ目標は設定しやすい傾向にあります。

得意先との関係性がよっぽどこじれない限り、ある程度の売り上げは確保される傾向にあります。

もし売り上げが下がっても、どの品目の売り上げが下がったか分析もしやすい傾向にあります。そのため、代替商材の提案など必要なアクションも取りやすく、精神負担は少なめの営業スタイルともいえるでしょう。

テレアポ営業は件数をこなす

機械的に営業をこなせる人に向いている

テレホンアポイント営業は件数が大切。営業会社でテレアポがけの多いところだと、毎日200件から300件ほどリストから電話をかけているようです。

そのためたんたんと機械的に電話がけができる方には向いている仕事でしょう。

テレアポ営業を三角形で考えると、電話がけ件数を底辺とすると、頂点の成約件数は底辺に比例するといわれています。そのため電話がけ件数が大切になります。

飛び込みより多くの新規開拓ができる

テレホンアポイント営業も、新規開拓営業でよく使われる手法です。

メリットとして、多くの営業をかけられるところにあります。たとえば飛び込み営業だと、移動時間がかかります。その点、テレアポ営業は移動時間ゼロで営業をかけられます。

数をこなすならテレアポ営業といっても過言ではないでしょう。

商品訴求から切り返しまでトークは徐々に上達

テレアポ営業を始めたての頃はたいてい話を聞いてもらえません。しかしこれも件数をこなすと上達してきます。

大切な商品訴求から、切り返しトークまでノウハウは自身に蓄積していきます。

そういった会話を楽しみつつ、テレアポから成約まで持っていけるのがこの仕事の醍醐味かもしれません。

常に需要のある営業職。適正のある人は営業の達人を目指してみよう。