転職には面接対策を。退職理由や短所の質問へ回答例を作成しよう。

転職や就活での面接における質問対策。短所や退職理由なども考えよう。
       

転職活動で避けられないのが『面接』。

面接で聞かれることや雰囲気は志望先により様々ですが、ある程度の対策はできます。

記事で対策のコツを紹介します。

目次

転職や就活面接における質問の意図

面接質問へ論理的な回答ができているか

面接ではまず質問の意図を理解し、論理的な回答ができているかを確認されます。

たとえば面接官から『趣味はなんですか』と質問されたとします。それに対し応募者が『映画鑑賞です』といった回答をすれば、それは半分正解で半分間違いかもしれません。

端的に回答するのは良いことです。しかし面接場面ではもう少し広げて論理的に回答しましょう。そうすれば応募者の魅力を面接官へ伝えられます。

『映画鑑賞』が趣味であるなら、『主にNetFlixで洋画を見てます。今では吹き出しなしでも英語を聞き取れるようになりました』といった回答も良いかもしれません。そうすることで面接官へ『Netflixでよく映画を見るのならインドアで過ごすことが多いのかな』『英語のヒアリングが得意なのかな』といった印象を植え付けることもできます。

面接質問では、限られた時間で端的かつ、論理的にあなたの魅力を伝えられる回答にしましょう。

ストレス負荷への対応方法(短所の質問など)

面接では応募者のポテンシャルと共に、実際現場でどれくらい対応できるかも評価しています。

たとえば『あなたの短所はなんですか』といった質問は少し回答し難いですよね。その回答し難い質問への対応方法を面接者は見ています。

どんな就職先や転職先においても、社内社外問わず折衝能力は求められます。仕事の関係で回答しかねるコミュニケーションが多発する部署もあるでしょう。そんなときに大切なのは機転を利かした対応です。

その意味でストレス負荷に対する対応方法を面接者は確認しています。

面接質問での話し方も評価している

面接質問では、論理性や機転を利かした回答だけを見てるわけではありません。

それ以外で見ているのは表情や話し方です。表情はことばと合わせて、自身の喜怒哀楽を表現してくれます。また、話し方でいえば話すスピードが聞き取りやすいかも確認していることでしょう。

面接にはある程度の慣れも必要ですが、鏡で自身の表情などを確認し、面接で表現したい表情を作るなどの事前準備も有効です。

面接質問集と回答例を作ろう(短所や退職理由など)

面接場面での退職理由は前向きに回答を

新卒就活でもなければ、転職活動時に必ず聞かれるのが『退職理由』。仕事を辞めた理由は人それぞれですが、なんとなく答えにくい方も多いでしょう。

ひとつ覚えておいたほうが良いのは退職自体は悪いものではないということ。終身雇用が崩壊した現代とあっては、待遇や自己実現を求めて職場を変えることは普通です。

大切なのは退職理由を前向きに答えること。『やりたくない仕事だからやめた』で回答を終えることは禁忌です。少し工夫をしましょう。

たとえば『前職で志望職種は○○で一貫していた。しかし前職では希望職種へ就ける見込みがなく、貴社であれば希望う職種で活躍できると考え応募させていただいた』というふうに回答を工夫するのもアリだと思います。

いずれにせよ、前向きな理由での転職という印象となるよう心掛けましょう。

短所を面接で聞かれたら長所にして返そう

就職面接の逆質問で技術や知識を自己PRする

面接で退職理由のほか、よく聞かれるのが自身の『短所』についてです。

短所は誰にでもあり、あまり直視したくないことでしょう。それだけに応募者のストレス負荷への対応方法を評価するために、よく投げかけられる質問です。

この短所、いっそのこと長所として回答しましょう。たとえば『くどい』という短所があるとします。

その場合、『知人からはくどいと言われることがあり、それが短所かもしれません。自分なりには具体的に話してるつもりですが少し話が長いのかもしれません。指摘を受けて、丁寧な話し方を心掛けると同時に、端的に話すよう心掛けています。』といった回答もよいかもしれません。

短所を自覚しているか、短所も長所である点、短所を克服しようとしている点など、、前向きな回答にすると良いでしょう。

広めに『面接で聞かれること集』を作成

退職理由や短所についての回答例文を記載しましたが、面接はそれでは終わりません。頻出の面接質問に対して『面接で聞かれること集』を作成することをおすすめします。

上記以外だと『志望理由』『趣味』『特技』なども頻出質問です。

面接質問でよく聞かれること、回答などを集めてメモなどへ記載しておけば、面接の待ち時間で復習することが可能になります。

面接質問での回答は話し方に気を付けよう

話す速さは350文字/分を意識する

仕事でプレゼンの機会があり、人間が聞き取りやすいスピードを調べたところ、およそ350文字/分とのことでした。

目安とすれば一分で原稿用紙一枚分くらい。Office Wordの初期設定だと、A4一枚を三分くらいで読むのが目安になるでしょうか。

限られた面接時間で、面接官が聞き取りやすい回答とするためには、話す速さを意識した回答録を作成しておくと良いでしょう。

目を合わせてしっかり話そう

『目は口程に物を言う』と言われます。自身のまなざしの向け方ひとつで応募者の印象は変わります。

ひとつにはアイコンタクトを心掛けましょう。ここでいうアイコンタクトは面接官の目をしっかりと見て、質問への回答をすることです。

視線が泳いでいると自身のなさを印象づけます。しっかりと目を合わせて回答すると良いでしょう。

逆質問で良い印象を残す

面接でもうひとつ覚えておきたいのが『逆質問』。

面接最後の「質問ありますか」といった面接官からの問いかけに、逆質問の機会が与えれます。

そんなとき具体的なことを質問できれば、面接官への意欲や興味を引くことができます。

逆質問の考え方については過去記事でも紹介しています。

興味のある方はぜひご覧ください。

転職や就活面接に役立つ、面白い逆質問など対処法を解説します。

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