転職副業とともに節約を

新年はいかがお過ごしでしょうか。『一年の計は元旦にあり』ということで、目標候補をひとつ提供します。今回は転職や副業活動に合わせて実施するべき『節約』について紹介します。

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節約の意義

『家計における支出』は定期的に見直す必要があります。なぜなら副業のパフォーマンスが変わってくるからです。

たとえば副業候補に過去記事で『株』を紹介しましたが、株の買い方のひとつに『ドルコスト平均法』といった手法があります。この手法は簡単にいえば、毎月定額分だけ同一銘柄を購入するといったやり方になります。この手法と用いると、株価の安いときは多く購入でき、反対に高いときはあまり買えませんが、トータルで損をしにくいとされています。

そして配当益は購入額に比例すします。そのため定期購入分を増やすためには、節約して投資余力を増やすことが有効になります。その意味で『節約』は有効になるというわけですね。

それでも『節約』というワードに『食費を切り詰めて、生活を萎縮させる』なんて印象をお持ちの方も多いことでしょう。断じて言いますが、そんなことはありません。『なんのための節約か』という意義があると節約は苦になりせん。また、家族がおられる方なら『家族とのレジャー費用』なんかも節約しなくても良いでしょう。それは家族での必要な『支出』です。

それでは下記で、具体的な『節約』について考えてみましょう。

家賃を見直す

『支出』は『費用』と言い換えても差し支えないかもしれません。費用には毎月定額で払う『固定費』、上り下がりのある『変動費』に分かれます。中でも家賃は『固定費』として、家計を圧迫する主たるものでしょう。

たとえば家賃『6万』と『8万』の差分2万円でも副業成果は大きく変わってきます。2万浮かせられると年間24万円が投資に使えます。たとえば外国株でのインデックス投資だと、5%くらい利回りのある銘柄が存在します。24万円積み立てを毎年5%で運用すると79万4000円になります。もし24万とそのまま貯蓄積み立てだと72万なので、7万4000円も儲かる計算ですね。

家族持ちの方だと、住居の広さや場所に制約はあるかもしれませんが、独身の方なら家賃は見直してみるべきでしょう。築年数や駅からの距離だけで、同じ町でも2万くらいは変わってきます。

特にリモートワーク可能な方は、住む場所にこだわらなくてもよいので、家賃はぜひ見直してみましょう。

医療保険を見直す

家族や知人、会社への営業などの紹介がきっかけで医療保険に入ってらっしゃる方は多いのではないでしょうか。ちなみにその『医療保険』使ってますか?

医療保険そして生命保険など、年齢にもよりますが月数千円〜数万円払ってる方は多いのではないでしょうか。病気をしたとき、入院時などには有効な保険ですが、筆者は若年者であれば加入は必要でないように考えています。基礎疾患をお持ちの方は別ですが。

保険加入の主たる理由として『入院手術など万一の場合の高額支払に備える』といった要件が挙げられます。でもこれ『高額療養費制度』である程度は解決できます。

高額療養費制度とは、「入院治療で自己負担が50万近くかかった」など高額な医療費がかかった際、世帯収入などに応じて一定の支払い分が償還される制度を言います。

世帯収入にもよりますが、自己負担額50万を払ったが、40万近く償還され、実質負担は10万程度ですむといった例も多いようです。詳細はけんぽれんなどのホームページで紹介されているので、気になる人は確認してみましょう。

そんなわけで独身の方であれば、医療保険や生命保険の加入に関しては見直してみてもよいのではないでしょうか。ただし高額医療費を請求された際には、一度は自己負担分を全額支払うようになります。保険解約するなら支払いに備えるために、預貯金はある程度準備しておきましょう。

副業の原資を増やす節約術。今後も有用な情報を提供します!