Aviutlでレピアノイズ効果でレトロな動画を作る方法を解説

動画編集ソフトAviutlを使うと動画へいろんな効果を付けることができます。

たとえば【セピアノイズ効果】を使うと、動画へ少しレトロな雰囲気を付けることが可能です。

今日の記事ではセピアノイズ効果を付与するための導入方法、設定について詳しく解説していきます。

 目次

aviutlでのセピアノイズ設定

セピアノイズ動画作りました

参考にしていただくためにAviutlを使って、セピアノイズ編集を施した動画を作ってみました。

動画ではAviutlにおけるセピアノイズ効果付与するための、スクリプト導入方法から編集方法まで詳しく解説しています。動画では哀愁漂う音声も相まって、セピアノイズエフェクトの哀愁漂う雰囲気が確認いただけると思います。

なお本記事をご覧いただくだけでも、編集方法は身に付きます。

動画でも記事でも、お好きなほうで編集方法をマスターしてみてください。

セピアノイズ効果でレトロな雰囲気

まずはセピアノイズ効果を知るために、編集前と編集後の画像を用意してみました。

元のが画像は自然あふれる綺麗な森の画像です。

この画像にAviutlでセピアノイズ効果を付与するとこんな感じになります。

少し霞がかかったように、レトロな雰囲気がよく出ています。

こんな風に動画の雰囲気をガラっと変えてくれるセピアノイズ編集ですが、やってみると以外と簡単です。

まずは編集環境と整えるために、導入方法について確認していきましょう。

セピアノイズのためのスクリプト導入

セピアノイズ編集のためには、さつき氏が公開してくださっているスクリプトを導入する必要があります。

さつき氏のスクリプトは下記URLよりダウンロードすることができます。

【さつき氏のスクリプト一式】

Aviutlヘスクリプトを導入するためには、Aviutlのフォルダへ『scriptフォルダ』を作成します。

aviutlにscriptフォルダを追加する

そして作成したscriptフォルダへ、先ほどダウンロードした「さつき氏スクリプト一式」を展開して全て挿入します。

aviutlにscriptフォルダへダウンロードファイルを挿入する

これでセピアノイズ編集のための、環境は整いました。

次章では具体的な編集方法について解説していきます。

 Aviutlでの具体的なセピアノイズ編集

カスタムオブジェクトを選ぶ

Aviutlでセピアノイズ編集するには、まず効果を付けたい画像もしくは動画を挿入。

そしてメディアオブジェクトからカスタムオブジェクトを選択します。

aviutl開いてカスタムブジェクトを選ぶ

カスタムオブジェクトの挿入位置ですが、セピアノイズ効果を付与したい画像や動画の、すぐ下のレイヤーへ挿入してください。

そしてカスタムオブジェクトを選んだ状態で、セピアノイズ@FIGURE

aviutl開いてカスタムブジェクトからセピアノイズを選ぶ

これで準備は整いました。次はセピアノイズの効果の種類と編集方法について確認していきましょう。

スクリーン効果をつけてみる

カスタムオブジェクトからセピアノイズを選んだら、まずは合成モードよりスクリーン効果をつけてみましょう。

aviutl開いてカスタムブジェクトからセピアノイズでスクリーンを選択

スクリーン効果をつけるには、上記画像のようにリストからスクリーンを選択。

すると下記ように、先ほど紹介したようなセピアノイズ効果を付与することができます。

aviutl開いてカスタムブジェクトからセピアノイズでスクリーンの画像

合わせて他の編集方法についても見ていきましょう。

乗算効果をつけてみる

今度は乗算効果をつけてみましょう。効果付与後の画像はこんな感じ。

aviutl開いてカスタムブジェクトからセピアノイズで乗算の画像

乗算効果では、こんな感じで縦線が時折入る感じのセピアノイズ編集となります。

スクリーン効果と比較すると、少し緩めの編集になります。

最後にセピアノイズ編集と様々な値についても確認しておきましょう。

セピアノイズを更に活用する

輝度変化の値を変えてみる

カスタムオブジェクトでのセピアノイズ乗算編集において、輝度変化の値を90から50へ変化させてみました。

aviutl開いてカスタムブジェクトからセピアノイズで乗算かつ輝度変化の画像

時折、こんな感じで暗さが加わりながらセピアノイズ効果が付与されています。

ちなみに輝度変化のほかにも、ゴミ閾値、ゴミサイズ、縦線閾値などの値も変化させることが可能でり、ノイズエフェクトもバリエーションが豊富です。

ぜひ、いろいろ試してみましょう。

シーンチェンジ併用も面白い

aviutlでのセピアノイズ効果はそれ単体でも雰囲気作りで強みを発揮してくれますが、ほかの編集技術と合わせても効果的です。

たとえばシーンチェンジ。

動画で過去を振り返る回想シーンはセピアノイズ調で、そして現在の動画へと切り替えるときシーンチェンジ効果を付与すれば面白い演出になります。

そんなAviutl動画編集におけるシーンチェンジですが、過去記事でも紹介しています。

編集の幅を広げてみたい方は、ぜひご覧ください。

【Aviutlでのかっこいいシーンチェンジや素材の使い方を解説】