転職と職務経歴書

転職応募書類で必須の職務経歴書。フォーマットで手間を省く方法をアップデート。

今回のテーマは転職応募書類として必須の『職務経歴書』の作成方法について紹介します。

以前の記事で履歴書作成について紹介しましたが、こちらもポイントを押さえれば、それほど時間を要せず作成できるようになります。

職務経歴書のテンプレート

下記に自身が使っていた職務経歴書のテンプレートを記載例を掲載します。記載方法でお困りの方はこれら書式を参考に作成してみてください。以下、記載欄の詳細について解説します。


■ 職務経歴
 □ 2015年〜現在
  ◇ パーソナルコンピュータの製造および販売
   売上:100億円 従業員数:1000名 営業所:東京、神奈川

業務内容
在職部署:法人営業部 (在籍人数:80名)

 

担当業務:法人向けの新規開拓営業

業務実績:横浜市を中心に得意先を100件開拓

     就任当初から5年で、自身の年間売上2000万を5000万まで伸ばす。

 
◇ 保有資格
2013年2月  第一種普通自動車運転免許証 取得
2015年3月  基本情報技術者試験     合格
   
自己PR
「七転び八起き」の心構えをモットーに、粘り強く新規開拓営業を展開し、就任当初から5年で売り上げを2.5倍まで引き上げました。貴社におきましても、その心構えで売り上げアップ、シェア拡大へ貢献できるよう努めます。

○ 自身の職務経歴の書き方

まずは在職期間を記載しましょう。複数の職歴がある方は、在職期間や事業内容、実績などは職務経験の数だけ記載が必要です。直近の職務経歴から記載してくと伝わりやすいでしょう。

○ 職務経歴書での業務内容や規模の書き方

所属していた組織の規模や事業内容を記載で、活躍していた業界を提示することができます。各企業が公示している情報と元に、分かりやすく記載しましょう。

○ 所属部署と実績を記載

ここが一番大切な部分のひとつです。あなたがどんなスキルを持ち、どのように貢献したかを示す部分です。
記載方法としては努力したことと、得られた成果を結びつけるように書きましょう。
実績としての具体的な数字を盛り込むことで、相手にもわかりやすく成果を提示できます。

職務経歴以外の内容の書き方

上記部分では、所属会社における具体的な職務内容や実績について記載しました。しかし、それだけではポテンシャルを伝えきれません。そこで取得した資格や自己PRも盛り込んでみましょう。そうすることで自身が獲得された際の将来性を伝えることができます。

○ 資格取得の履歴を記載

主に業務で必要となり、取得した資格を記載しましょう。上記例であるパソコンメーカーの営業であれば、各法人へ運転して訪問営業するためには運転免許が必要。パソコンそして周辺機器の環境提案にはハードウェアの知識が必要であり、基本情報技術者試験の合格は一定の知識保有を証明できるといった具合です。方向性をもった資格の取得履歴を提示しましょう。

○ 自己PRも入れよう

履歴書もさることながら、職務経歴書は自身の顔となりアピールする大切な書類です。そのため自己PRを盛り込み、熱意や採用時のメリットを盛り込むのも良いでしょう。できるだけ簡潔に記載しましょう。

書類作成と共に転職候補を考える

○ メーカーでの働き方

職務経歴書など書類作成と同時に考えるのが『働き方』。

働き方の候補のひとつとして『メーカーで働く』といった選択肢があります。

メーカーでの仕事はモノ作りというやりがいのある魅力的な仕事のひとつです。

そんなメーカーでの働き方に関して、自身の経験を元に記事にしてみました。

興味のある方はぜひご覧ください。

製造メーカーでの仕事を紹介。正社員の工場業務を解説します。

○ 品質管理という仕事

そんなメーカーですが職種は様々。

たとえば『品質管理』という仕事。品質管理はメーカーの製品の品質を管理するとても大切な仕事のひとつ。

品質管理手法には手順書の理解、分析装置の使い方などいろんな技術を要します。

品質管理部門での働き方に関しても、自身の経験を元に記事を書いてみました。

興味のある方はぜひご覧ください。

製造工場における品質管理業務とは。QC部門の働き方を解説します。