転職や就活での企業選びにも大切なSDGs。
国連で採択、そして日本政府も推奨する目標であるSDGsを理解して、これからの組織や企業活動の有り方を考えてみましょう。
○ Sustanable development Gorls
○ 持続可能な開発目標17選
○ 目標と実際
◇ SDGsの事例
○ 外務省のSDGsへの取り組み
○ SDGsと企業価値
○ 転職就活での応募する尺度となる
◇ SDGsのこれから
○ 自身が出来ることを考える
○ビジョンを共有出来る仲間を増やす
SDGsとは
Sustanable development Gorls
ニュースでは『エスデージーズ』でよく紹介されますが、SDGsはSustanable development Gorlsの略になります。簡単に訳すとSDGsとは『持続可能な開発目標』といった意味となります。
似たような概念や目標設定は昔から提唱されてきてはいましたが、現代ではSDGsが2015年に国連で採択され、各国が取り組む目標となっています。
SDGsは17の目標、169のターゲット設定が存在します。今回はまず17の目標について確認してみましょう。
持続可能な開発目標17選
SDGSで掲げる目標17選は以下の通りです。
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基礎を作ろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任、つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさを守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
環境問題、平等、経済成長などを含んだ持続可能社会実現のための目標設定がなされていることが確認できます。
目標と実際
上記で掲げた目標設定に関しては政府、企業、NPOなど各組織がそれぞれこれまでに取り組んできたものではありました。
SDGsではそれら目標そしてターゲットを設定し、企業など組織が取り組みやすい流れを作ってくれたと表現するのがひとつの解釈になります。
それでは実際に公的機関、各企業がどのようにSDGsへ取り組み、貢献しているのかといった実際に迫っていきましょう。
SDGsの事例
外務省のSDGsへの取り組み
日本政府の各省庁ではSDGsへの取り組み状況について、各websiteで紹介してくれています。
例えば外務省の取り組みは下記の通りです。
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)別ウィンドウで開くの後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
出典:外務省 Japan SDGs Action Platfrom
たとえば同websiteを見てみると、『ジャパンSDGsアワード』なるものがあり、SDGsの取り組みとして優秀な企業や自治体、NPOなどを表彰しているのが分かります。
SDGsと企業価値
これは私見となりますが、おそらくSDGsへ明確に取り組みは、これからの企業のブランディングとして重要な位置を占めるのではないかと考えています。
たとえば自身は米国株を取り扱っていますが、脱炭素社会へ貢献する企業への注目は厚く、これからも末永く成長する分野として各投資家は注目しています。
つまりSDGsを社是に盛り込むことが、世界的な潮流から見ても、組織の成長には欠かせない要素のひとつとなることが予想されます。
転職就活での応募する尺度となる
前述したようにSDGsへの取り組みは、企業のブランディングとして大切な要素となります。
そのため転職や就活で応募する際の尺度のひとつとなってくることが考えられます。
応募者は応募先企業の成長性なども考慮して応募してきます。そのとき各企業のwebsiteでSDGsに根ざした取り組みが出来ているか、それとも独自路線を突っ走っているかも応募者は確認することでしょう。
ある意味ではSDGsへの取り組みは、応募者そして応募先組織とのマッチング、もしくはフィルタリングを支援するものになるかもしれません。
SDGsのこれから
自身が出来ることを考える
SDGsの主体として、一番小さい構成単位は個人になります。
既にSDGsを盛り込んだ目標を設定している企業で働くことも重要ですが、個人としてSDGsを意識した行動を取ることもボトムアップとしては有効です。
自身の行動変容、そして所属企業や社会に与える影響を考えていくと面白いかもしれません。
ビジョンを共有出来る仲間を増やす
SDGsの目標のひとつ『パートナーシップで目標を達成しよう』とあるように、仲間を増やしていくことも大切です。
SDGsの主体の最小単位は個人ですが、実際の目標達成にはパートナーシップが大切になります。
高い意識や目標設定をするだけで満足せず、その実現に向けての取り組みを大切にしていきましょう。
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