ブログで正しく引用する著作権ルールを解説。
ウェブ上で引用を提示するには『blockquote』の使い方を理解する必要があります。
今回はそんな引用のルールを理解して、ブログの記載内容へ根拠をもたらす方法を紹介していきます。
☑ ブログ引用と著作権について
○ 書籍など著作物には著作権が存在
○ ブログ引用では著作権への配慮が必要
○ 引用と転載について
☑ ブログ引用でのblockquoteの使い方
○ blockquoteの意義
○ blockquoteの記載例と構成
○ htmlでのblockquoteのtagの記載方法
☑ 正しいブログ引用の仕方を心がける
○ ブログ引用のやり方は必修項目
○ ブログ出典明記でSEO効果を保護しよう
☑ブログ引用と著作権について
書籍など著作物には著作権が存在
ご存じの方も多いと思いますが、書籍など著作物には著作権が存在しています。
著作権は著作者の利益保護、また著作物の利用許諾や禁止したりする権利を言います。
また著作権を侵害すると民事上の請求、刑事罰などに処される可能性もあります。
知らなかったでは済まされない著作権。ブログ執筆者は著作物の引用に関するルールをしっかり知っておく必要があります。
ブログ引用では著作権への配慮が必要
前述したように、ブログ引用では著作権を侵害しないよう配慮が必要です。
また引用のルールには下記のようなものがあります。
◇ 出典元を記載する
◇ 引用と本文について分かりやすく区別を図る
◇ 勝手に改変してはならない
◇ 本文が主となり、引用が従属するよう配慮する
◇ 必要があり引用していること
原則としては上記の引用要件を満たす必要があるようです。引用の際は注意しましょう。
引用と転載について
もうひとつ押さえておくべきものに転載の存在があります。
転載に関しては使用許諾が必要となり、転載に関して許諾を得ていないものは無断転載と判定される恐れがあります。
ブログでの著作物利用にあたり引用要件を満たしているか、転載に該当しないかなど、気になる場合は調べてみましょう。
☑ブログ引用でのblockquoteの使い方
blockquoteの意義
それではブログ引用の実践編にまいりましょう。まずはblockquoteの意義について。
引用した記事、出典元などを記載する際には、blockquoteコードを用いることが有用です。
またblockquoteコードを用いることで、引用元と自身のコンテンツの区別をクロウラーに伝達することができます。
引用のマナーとして、blockquoteコードを用いたやり方があることを覚えておきましょう。
blockquoteの記載例と構成
以下が見出しの記載例になります。
上から引用文、出典は引用元と引用ページ、参照日を入れました。引用ページには引用元のURLリンクを盛り込んでいます。
出典以下に関しては引用元と引用ページだけ記載される方、引用ページだけ記載される方など様々なようです。出典以下の記載方法に関してはご自身でもお調べすることをオススメします。
見出しには種類がありタイトルには大見出し、項目分けには中見出し、詳細は小見出しなど使い分けが可能です。 その項目分けを可能にしてくれるのがh1やh2設定です。大見出しや中見出し、小見出し設定は旧のビジュアルエディターの段落タブから設定できます。
出典:転職副業で自由な生活 , seo対策に必要な見出しタグh1,h2,h3の使い方とは。 , 参照日2021/4/7
htmlでのblockquoteのtagの記載方法
自身が使っているblockquoteコードを以下に記載します。
<blockquote>
<p>引用する文</p>
<cite>出典:<a href=”引用ページのURL”>引用元,引用ページ,参照日</a>
</cite></blockquote>
それぞれ上記記載例を参考に入力すれば、記載例のような引用文が出来上がります。
なおhtml5移行により、利用環境によっては多少の変更点があるようです。blockquoteコード利用にあたり、プレビューを確認しながら利用してみてください。
☑正しいブログ引用の仕方を心がける
ブログ引用のやり方は必修項目
これまでの引用と著作権、転載についての説明でブログ引用に関して、いろいろとルールがあることをご理解ただけれたと思います。
ブログ執筆者にとって、ブログ引用のやり方を学ぶことは必修項目と言っても過言ではないでしょう。
思わぬペナルティを受けることがないよう、上手に引用を利用していきましょう。
ブログ出典明記でSEO効果を保護しよう
ブログでの出典を明記することは、自身のSEO効果を保護するうえでも大切です。
前述したように、クロウラーに本文と引用文を区別させるには、blockquoteコードを用いることが有用です。
せっかく引用して仕上げた記事が、コピーアンドペーストの記事に該当することがないよう、blockquoteコードもしっかり使いましょう。