【生活術】キャンプや車中泊、家使いでも便利な寝袋の使い方。

昨今、家でも使える『寝袋』に注目が集まっています。

寝袋を使えばベッド、布団生活に依存しないという点で、場所やコスト面で便利な生活を提供してくれます。

そこで今回、筆者が使う寝袋とその生活に関してレビューしてみたので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

 目次

◇ あると便利な寝袋の使い方とは

キャンプや車中泊などいろいろ使える寝袋 

寝袋(シュラフ)とは、いろんな場面で使える寝具のひとつ。

最近ではソロキャンプのブームも続いており、寝袋はキャンプグッズに欠かせないアイテムとなっています。

また、車中泊で後部座席に作った就寝スペースで寝袋を使う方も多いようです。

もちろん場所を問わず使えるので、災害用アイテムとして保管している方もいます。

こんな感じで様々な用途で使える寝袋。

ちなみに筆者はどこでも使える寝袋の便利さを、自宅での普段使いに利用しています。

なぜ普段使いに寝袋を利用するのか解説していきます。

家での普段使いでも活躍するシュラフ

自身が家でシュラフを使う理由は『場所を取らない』こと。

朝起きて寝袋から出て丸めておけば、部屋のスペースを広く使えることになります。

たとえばノーマルの寝袋でも丸めてしまえば、細長いクッションくらいの小ささになります。

それくらいの大きさなら部屋の片隅に片付けておけば、日中生活で移動する動線上の邪魔にはなりません。

ベッドであれば一度設置すると移動が大変です。

ですが寝袋であれば片付けも移動も楽々。

なので部屋のレイアウトも自由度高く、考えることが出来るようになります。

そしてもうひとつ。寝袋の便利な理由が『引っ越し』です。

寝袋なら転居も簡単

寝袋を使えば転居が簡単。

引っ越しを経験された方なら分かりますが、ベッドの搬出は業者がやってくれるものの、結構時間を要したり手間だったりもします。

その点、寝袋は場所を取らず手軽に持ち運びすることが出来ます。

また、引っ越しでは業者が一時的に荷物保管することがあり、寝具など生活家財が数日無くなることがあります。

そんなとき寝袋があれば、寝具に困ることがありません。

寝袋を荷物を出してしまった後に使うもよし。

まだ荷物の届いていない状態のとき、空の転居先で寝袋を持ち運んで寝るもよし。

こんな感じで転居の際の負担を、寝袋は軽減してくれます。転居の可能性がある方は寝袋導入も視野に入れてみましょう。

さて、寝袋の便利さを確認したところで、次章では実際どんなシュラフを選べばいいかについて解説していきます。

◇選ぶべきシュラフとは【メーカー解説付き】 

寒い冬でも過ごせる寝袋を選ぶ

寝袋には『イスカ』や『アルパイン』、『LFS』、『カリンシア』や『ナンガ』など様々なメーカーがあります。

そしてメーカーもさることながら、寝袋を家で使うなら、押さえておきたい『利用可能温度』。

特に冬でも使えるかどうか、最低気温を気にかける必要があります。

自身の経験ではお住まいの地域の最低気温から、さらに『-5度~-10度』程度は低くても利用可能なものをオススメします。

ちなみに自身の居住地域の最低気温は『0~-5度』程度なので、メーカーは『LFS』の『-10度~-15度』程度まで利用可能な下記の寝袋を購入して利用しています。

この商品は寝袋でも『マミー型』でもあり、足元も包み込むように冬でも暖かく寝れます。ここは『封筒型』にはない利点とも言えます。

また縦は210cmまでのサイズであり、たいていの大人はゆったりと寝られます。

もちろんくるくると巻いてしまえば、洗濯も可能です。

普段使いでウォッシャブルとなれば、清潔に使い続けられます。

寝袋だけでも十分な暖かさがありますが、もっと保温能力を高めるなら『インナーシュラフ』の利用も良いでしょう。

保温に便利なインナーシュラフとは

インナーシュラフとはその名の通り、シュラフの内側へ入れて使うもの。

寝袋の保温能力で心もとないと感じるときは、インナーシュラフで補うことも可能です。

インナーシュラフには『フリース型』、『ボアフリース型』など種類があります。

暖かさを最優先するなら『ボアフリース型』がオススメ。

自身も上記の商品を愛用しています。特にジッパー付きでくるまりやすいのが利点です。

インナーシュラフのメーカーにもヴァストランド以外に『モンベル』、『コールマン』などがあります。

またインナーシュラフの利点として「洗濯しやすいこと」が挙げられます。

いわゆるシーツのような使い方をすることで、寝袋の清潔さを保ち、インナーシュラフを洗って使うといったことも出来ます。

さて、寝袋生活に関してもうひとつ知っておきたいのが『フローリングの固さで痛い』とき、助かるグッズです。

寝袋単体で痛いとき助かるグッズ

寝袋をフローリングに敷いて寝るときに、人によっては『床の固さが痛い』といった人もいます。

いくら場所やコストパフォーマンスの利点がっても、生活の快適さが失われては意味がありません。

そんなときに活躍してくれるのが『エアマット』です。

自身も下記の商品を愛用しています。

このエアマットの利点のひとつは『ポンプ不要』であること。

どこでも持ち運んで手軽に膨らませて使うことが出来ます。

使い方としてはフローリングの床にエアマットを敷き、その上に寝袋を置けば柔らかな寝心地で睡眠をとることが出来ます。

またもう一点の利点は『床からの冷気』を遮断できること。

冬のフローリングは冷たく、寝袋の遮断能力と合わせて、エアマットの空気層により冷気をシャットアウトしてくれます。

人によっては100均のアルミシートで冷気を遮断する方もいるようです。

寝袋生活も工夫を楽しみながら、使っていきましょう。

◇寝袋導入で変わる生活

寝袋で自由な生活を手に入れる

寝袋生活を数年続けている筆者ですが、生活の自由度は広がりました。

かつては自宅生活では『ベッド』もしくは『ふとん』を必ず使うもんだと思っていました。

ですが、寝袋生活にチャレンジしてみて部屋のレイアウト、スペースなどに悩まなくなりました。

使うときだけ広げて、必要ないときはくるくると収納して部屋の片隅に置いておけばいいだけです。

また、ここ数年前に転居を経験しましたが寝袋は役立ちました。

たとえば独身世帯の増えている昨今。引っ越しでは割安な『単身パック』なるものがあります。

単身パックでは一つのコンテナに乗れば、3万円程度で引っ越すことが出来るものもあります。

そんなとき引っ越し荷物の圧縮という点で、寝袋は貢献してくれました。

普段の生活、そして住まいの移動のしやすさまで含めて、自由度の高い生活を寝袋は提供してくれます。

生活能力をもっと改善するなら

今回紹介した寝袋もさることながら、習得しておくと便利な知識はたくさんあります。

たとえば金融リテラシー。

金融リテラシーはお金を含めた資産に関する知識、使い方などを含めた金融知識を指します。

寝袋は『モノの自由さ』を提供してくれましたが、金融リテラシーを身に付けておけば『お金の自由さ』も上げることが出来ます。

資本主義社会が続く昨今。お金の稼ぎ方、資産運用の方法は社会における必須のスキルともいえます。

また2024年からの新NISAも始まり、ますます金融リテラシーのニーズは高まりつつあります。

そんな金融リテラシーに関する記事も書きました。

今回の寝袋生活もさることながら、金融リテラシーも身に付けて、自由な人生を獲得していきましょう。

【生活知識】金融リテラシーを身に付ける意味とは。