自身も利用しているSBI証券ですが、ネットバンク住信SBIネット銀行も合わせて利用すると便利です。
今日の記事ではそんなネオバンク住信SBIネット銀行を利用するメリットについて詳しく解説していきます。
○ 住信SBIネット銀行ならSBI証券へ即時入金可能
○ 外国株に便利な住信SBIネット銀行の為替手数料
○ ハイブリッド預金も便利
◇ 他にもある住信SBIネット銀行のメリット
○ セブン銀行でも使える住信SBIネット銀行
○ ランクでATM無料利用回数が変わる
○ 住信SBIネット銀行ウェブサイトから自動振込も簡単
◇ 住信SBIネット銀行を上手に使うには
○ スマート認証NEOの利用を検討する
○ 入出金明細もCSVでダウンロード出来る
SBI証券と住信SBIネット銀行併用のメリット
住信SBIネット銀行ならSBI証券へ即時入金可能
SBI証券利用者なら、住信SBIネット銀行を利用するメリットがたくさんあります。
そのひとつがSBI証券への即時入金。住信SBIネット銀行は即時入金可能な銀行口座の候補のひとつになります。
即時入金のメリットは何といっても買付余力へ即時反映されること。他にもある振込入金などと比較すると、とてもスピーディに買付余力へ反映させることができます。
SBI証券で買い時や売り時のチャンスを逃さないためにも、住信SBIネット銀行で即時入金が選択できればとても便利です。
外国株に便利な住信SBIネット銀行の為替手数料
SBI証券で外国株売買をしているなら、住信SBIネット銀行の為替手数料もとても便利です。
たとえば住信SBIネット銀行のドル⇔円における為替手数料は、片道6銭と業界内でも比較的安く為替取引を行うことができます。
ちなみにSBI証券には外貨入金と外貨出金という機能があります。住信SBIネット銀行で円をドルに替えて、SBI証券へ外貨入金して外貨決済で米国株を買う。米国株の配当を外貨出金して、住信SBIネット銀行でドルから円に替えるなんてことも出来ます。
なおSBI証券におけるドル⇔円の為替手数料は片道25銭。円貨決済で米国株を売買するときには、このスプレッドが適用されます。円貨決済はとても便利ですが、為替手数料を比較すると住信SBIネット銀行と比較すると、少し割高です。
SBI証券で米国株売買をするなら、住信SBIネット銀行の為替取引も検討してみましょう。
ハイブリッド預金も便利
SBI証券の買付余力に関して、住信SBIネット銀行を併用しているならハイブリッド預金も便利です。
ハイブリッド預金はSBI証券への買付余力としても反映される預金です。
ハイブリッド預金への預け入れは簡単。
住信SBIネット銀行の振替から、代表口座を出金口座、ハイブリッド預金を振込先口座として移動させるだけです。ハイブリッド預金への振替終了後、すぐに買付余力へ反映されます。
即時入金と同様に、買付余力反映の選択肢として把握しておきましょう。
他にもある住信SBIネット銀行のメリット
セブン銀行でも使える住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行は銀行口座それ自体にもたくさんのメリットがあります。
そのひとつがセブン銀行でも使えるということ。全国どこにでもあるセブンイレブンで、入出金や振込も可能です。
また全国規模なら、住信SBI Net 銀行はゆうちょ銀行でも使うことができます。もちろん、ゆうちょ銀行からでも入出金や振込も可能です。
全国どこでも取り扱いATMが多数あるので、引っ越しや転勤でもとっても便利です。
ランクでATM無料利用回数が変わる
住信SBIネット銀行の便利機能として、ランクに応じて入出金無料や他行宛振込手数料無料といったサービスがあります。
このランクはスマート認証ネオの登録状況、預入状況などにより変動します。
下記は2021年10月2日時点で紹介されているランク算出方法です。
ランク1は月末までにスマート認証ネオの登録のない方。ATM入出金手数料は月2回まで無料、他行宛振込手数料は月1回まで無料です。
ランク2は月末までにスマート認証ネオの登録者が対象です。ATM入出金手数料は月5回まで無料、他行宛振込手数料は月5回まで無料となります。
ランク3は月末までにスマート認証ネオの登録者 + 総預金月末残高が300万円以上などの条件で達成できます。こちらはATM入出金手数料は月10回まで無料、他行宛振込手数料は月10回まで無料です。
ランク4は月末までにスマート認証ネオの登録者 + 外貨預金と仕組み預金の月末残高合計が500万円以上などの条件で達成できます。こちらはATM入出金手数料は月20回まで無料、他行宛振込手数料は月20回まで無料です。
住信SBIネット銀行ウェブサイトから自動振込も簡単
家賃の振り込みなど、定期的に一定の金額を振り込むなら住信SBI Net 銀行の定額自動振込も便利です。
定額自動振込申請はもちろん自宅から簡単に可能です。
自動振込設定は毎月何日にいくら振り込むといった設定はもちろん、休日は翌営業日か前営業日に振り込むか否か、自動振込終了日を設定するか否かといった詳細設定も可能です。
定期的な振込なら、この定額自動振込も検討してみましょう。
住信SBIネット銀行を上手に使うには
スマート認証NEOの利用を検討する
住信SBIネット銀行を上手に使うには、スマート認証NEOがひとつのキーになります。
前述したように、スマート認証NEOを登録するとランク2に該当して、ATM入出金手数料は月5回まで無料、他行宛振込手数料は月5回まで無料といったサービスが享受できます。
ちなみにスマート認証NEOはアプリ【住信SBIネット銀行】の利用が必要となります。
住信SBIネット銀行をもっと便利に使うためにも、セキュリティを高める上でも有用なスマート認証NEOの利用を検討してみましょう。
入出金明細もCSVでダウンロード出来る
通帳記載代わりに入出金明細を確認するなら、住信SBIネット銀行のCSV出力も便利です。
CSV出力では日付や入出金先、入出金額、取引後の残高やメモが出力されます。
また2020年2月3日~2021年8月5日までといった詳細な期間設定や、出力形式も20件ずつ、50件ずつ、100件ずつといった設定も可能です。
家計簿や資産管理に活かすなら、このCSV出力も使ってみましょう。