ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析で判断材料を増やす方法をアップデート。
今回は副業株取引のサインを提供してくれる分析手法について、稼ぐための取引手法や注意点を紹介します。
☆ 株取引の投資にはリスクが存在します。余裕資金かつ自己責任で挑みましょう。
○ リアルタイムで売買サインを得る
○ 分析手法は日々進化
◇ ファンダメンタルズ分析
○ 株価純資産倍率:pbr
○ 株価収益率:per
◇ テクニカル分析
○ トレンド系とオシレータ系
○ 移動平均線とゴールデンクロス
◇ 指標使用時の注意点
○ 値上がりや値下がりは保障されない
○ 世界の景気が集約される
株取引の売買指標について
○ リアルタイムで売買サインを得る
株取引をする上での判断基準はさまざま。「ニュースで最高益を出した企業だから買った」など売買の目安は一人によります。しかし、ニュースで取りざたされる前から投資家達は情報収集しており、テレビのニュースから売買を判断していたのでは遅すぎです。
判断が遅れないためにも、リアルタイムで売買サインを獲得することが、利益を出すことにつながります。
○ 分析手法は日々進化
下記に紹介する分析手法も、様々な投資家や学者が開発してきたもの。分析方法は日進月歩で進化しています。
現在は売買システムは高度になってきており、アルゴリズムも複雑化してきています。分析手法に唯一解はありません。自身の最適解を見つけるために、日々勉強することが大切です。
ファンダメンタルズ分析
株式でいうところのファンダメンタルズ分析を端的に表すと、『各企業の経済指標を分析したもの』になります。ファンダメンタルズ分析にはpbrやperといった指標がよく用いられます。それぞれ簡単に紹介します。
○ pbr:price book value ratio(株価純資産倍率)
pbrとは株価純資産倍率を指し、株価を一株あたりの純資産で割ったものを言います。平均pbrはおよそ1.0とされ、この値を下回ると割安株として買いのサインとも言われています。
○ per:price earning ratio(株価収益率)
perとは株価収益率を指し、株価を株価を一株あたりの純利益で割ったものを言います。平均perはおよそ15.0とされ、この値を下回ると割安株として買いのサインと言われています。
テクニカル分析
○ トレンド系とオシレータ系
次にテクニカル分析についてです。テクニカルについてはトレンド系とオシレーター系があり、それぞれについてさまざまな手法が存在します。詳細を記載しだすとキリがないので、今回はトレンド系の移動平均線について紹介します。
○ 移動平均線とゴールデンクロス
移動平均線とは5日、25日、75日など、それぞれの期間に応じた平均価格を指したものになります。短期売買だと5日移動平均線、長期売買だと75日移動平均線といった具合で、投資家の考える取引期間に応じて使い分けます。
ちなみに短期の移動平均線が、長期の移動平均線を超えてくると『ゴールデンクロス』と言われ、値上がりを期待して買いのサインとも言われています。
指標使用時の注意点
上記に挙げた指標を参考にすれば、だれもがみな億万長者になっているはずですが、そうならないのが世の中です。ここでは指標使用時の注意点についても確認しておきましょう。
○ 値上がりや値下がりは保障されない
指標はあくまで指標。『買いのサインだ』と思って、個別の企業株を買っても値下がりしてしまうなんてことはよくあります。
こればっかりは経験を培うしかありません。株取引も長くなると、用いる分析手法が決まってきます。勝っているうちは良いものの、負けが目立つようになると分析手法も再考しなければなりません。副業全体にも言えることですが、株取引は日々勉強、そしてアップデートしていかなければなりません。
○ 世界の景気が集約される
とある偉い人が「株取引には世界のマーケットの情報が詰まっている」と言っていましたが、これは本当にそう思います。
企業単体で増益して、買いのサインが出ていても、下がるときは下がります。結局は株もひとつの金融商品。預金、為替、金、不動産など数多の金融商品もあり、そして各国の景気や金融施策によって、各金融商品の値上がり値下がりへと影響が出ます。
株をやるなら、マーケット関連のニュース見て、知識を更新していくことが要求されるといえるでしょう。