転職活動の希望を見つめ直し、優先順位の洗い出しを終えたら次にやることは書類作成です。応募書類として履歴書や職務経歴書の作成は必須です。
最近は書類作成をサポートしてくれるツールもあるので、記載要領を押さえて履歴書を作成する方法を解説していきます。
◇ 履歴書作成その1
~勤続年数は過去の給与明細で確認を~
◇ 履歴書作成その2
~空白期間やバイト期間もそのまま書こう~
◇ 履歴書作成その3
~履歴書はテンプレートも使おう~
◇ 履歴書作成その4
~自宅用の印刷用紙をゲットしよう~
履歴書の書き方 その1
〜勤続年数は過去の給与明細で確認を〜
履歴書はどんな企業を受けるにも必須となります。名前や住所の記載は問題ありませんが、従事した会社の履歴、資格の取得履歴などは注意が必要です。
たとえば会社の履歴なんかだと、入職日や退職日が曖昧になる方もいることでしょう。そんなときには給与明細などが役立ちます。初めての振り込みから起算していつ入職したか。最後の振り込みを確認していつまで勤めていたか、といったことが分かります。
いつなんどき転職の機会が訪れるかわかりません。会社の勤続履歴などすぐ確認できるよう過去の給与明細なんかは残しておきましょう。
履歴書の書き方 その2
〜空白期間やバイト期間もそのまま書こう〜
また履歴書の作成で悩む方に「空白期間」「非正規職員の履歴を書いてよいか」といった悩みを持つ方も多いようです。これも気負わずそのまま書きましょう。
空白期間なんて誰にでもあります。理由は「病気」「ゆっくりしたかった」など人により理由は様々でしょう。全然良いと思います。与えられた人生をどう過ごすかなんてその人の自由ですから。
ただ空白期間は面接官からすると気になるもの。「空白期間は何をしていたか」は必ず聞かれるものとして考えておきましょう。その前提で「病気で療養していた。体調が良くなった後は前職の通り働き続けられた」「ゆっくりと過ごす合間に趣味の旅行に出かけていた。趣味でリフレッシュできたので前職も頑張れた」など辻褄の合う理由が提示できれば面接官の心象も悪くならないことでしょう。
また非正規職員であるアルバイトやパートタイマーで従事していた期間も、立派な職歴です。しっかり記載しましょう。特に面接官は雇用形態より、どういった仕事をこなしていたかを見ています。
同じアルバイトでも「フロアスタッフ」「厨房スタッフ」「清掃スタッフ」など職種はさまざま。それぞれ接客技術、調理技術、清掃技術と獲得できるスキルも違います。自身の経験を胸を張って記載しましょう。
履歴書の書き方 その3
~履歴書はテンプレートも使おう~
履歴書作成は手書き?印刷?といった疑問を持つことも多いでしょう。心象は企業によって様々です。原則として手書きが無難ですが、『応募企業が多く、たくさんの履歴書を用意する必要がある』などの理由があれば印刷も選択肢に入れてよいでしょう。
履歴書印刷のためにはテンプレートをうまく使いましょう。『履歴書 テンプレート』で検索すると無料でダウンロード可能なテンプレートが見つかります。履歴書の入力を終えたら印刷が必要になります。コンビニプリントであればA3の印刷も可能です。家で作業したい人はプリンタや白地の印刷用紙も用意しましょう。
履歴書の書き方 その4
〜自宅用の印刷用紙をゲットしよう〜
自身は印刷のたびにコンビニへ行くのが面倒だったので、専用の印刷用紙を購入して自宅で印刷していました。
なかでも『日本法令 履歴書等印刷用紙 A3 10枚 労務12-41』というのをよく使っていました。この用紙はあの履歴書用紙特有の紙の品質を提供してくれて、かつA4までの自宅用プリンターでも二つ折りで印刷して使用することができます。
履歴書を量産してたくさん応募していくためにも、履歴書専用用紙を使って自宅でいつでもプリント出来るように準備しておくのも転職活動の戦略のひとつになります。