日経平均やNYダウの3月騰落率から考えるポートフォリオとは。

日経平均やNYダウ、為替相場を確認して、資産形成に役立てよう。
       

日経平均やNYダウ、為替相場を確認して、資産形成に役立てよう。

☆投資にはリスクが伴います。しっかり情報収集して自己責任で行いましょう。

目次

3月のNYダウ、S&P500など米国市場

ニューヨークダウは6.62%の上昇

ニューヨーク証券取引所、NASDAQ上場の30銘柄から構成されるダウ平均株価。2月26日終値30932.38ドルに対して3月31日終値は32981.56ドルとなり、2021年3月度の騰落率は6.62%となりました。

騰落率算出にはDJIを参考に計算しました。

DJI指数チャート出典:TradingView.DJIチャート.TradingView.2021/4/1

S&P500は4.24%の上昇

ニューヨーク証券取引所やNASDAQへ上場している代表500社から構成されるS&P500。2月26日は3811.2ドルに対して3月31日は3972.9ドルとなり、2021年3月度の騰落率は4.24%となりました。

騰落率算出にはSPXを参考に計算しました。

出典:TradingView.SPXチャート.TradingView.2021/4/1
SPXチャート

3月度のパフォーマンスとしては、S&P500は4.24%とニューヨークダウの6.62%に及ばず、ニューヨークダウに軍配が上がりました。

NASDAQは0.46%の上昇

電子株式市場のNASDAQ。2月26日は13192.35ドルに対して3月31日は13246.87ドルとなり、2021年3月度の騰落率は0.46%の上昇となりました。

騰落率算出にはIXICを参考に計算しました。

出典:TradingView.IXICチャート.TradingView.2021/4/1
IXICチャート

3月度においては、ニューヨークダウやS&P500が上昇で終えているのに対して、NASDAQも上昇で終えることになりました。

3月の日経平均やTOPIXなど日本市場

日経平均は0.73%上昇

日本の株式市場を代表する225銘柄で構成される日経平均株価。2月26日終値の28966.01円に対して、3月31日終値は29178.73円となり、2021年3月度の騰落率は0.73%の上昇で終えました。

騰落率算出にはNI225を参考に計算しました。

出典:TradingView.NI225指数チャート.TradingView.2021/4/1
NI225指数チャート

3月半ば頃は終値で3万超えを話すなど活況に沸いた日経平均。今後も値動きに注目が集まります。

TOPIXは4.80%上昇

東京証券取引所の全銘柄で構成されるTOPIX。2月26日終値は1864.49円に対して3月31日終値は1954.00円となり、2021年3月度の騰落率は4.80%上昇で終えました。

騰落率算出にはTOPIXを参考に計算しました。

出典:TradingView.TOPIX指数チャート.TradingView.2021/4/1
TOPIX指数チャート

3月度のパフォーマンスとしては、日経平均が0.73%の上昇であるのに対して、TOPIXは4.8%の上昇とTOPIXに軍配が上がりました。

為替ドル円レートは4.165円の円安

為替相場におけるドル円レートについて着目すると、2月26日終値は106.509円に対して3月31日終値は110.674円となり、2021年3月度のドル円レートは4.165円の円安で終えました。

騰落率算出にはUSDJPYを参考に計算しました。

出典:TradingView.USDJPY指数チャート.TradingView.2021/4/1
USDJPY指数チャート

米国市場や日本市場の動き

3月も米国日本共に上昇

3月度においても米国市場そして日本市場ともに上昇で終えたこととなりました。

ただしニューヨークダウが6.62%の上昇であるのに対して、日経平均は0.73%の上昇とパフォーマンスに大きく開きが出ました。

3月度の日経平均は3万超えを果たすなど活況に沸いた場面もありましたが、引き続き好調をキープ出来るかは要注目です。

米国株取引なら為替も着目

3月度のマーケットで着目すべきもののひとつに、為替ドル円レートが4.165円の円安方向に進んだことです。

3月以前にドルベースで米国株を保有していたなら、為替差益分だけでも数%の評価益が出た人がいることでしょう。

逆に株価が変わらない米国株を購入しようとするなら、3月以前と比較すると円安の分だけ割高に感じる方もいたかもしれません。

為替で大きくパフォーマンスが変わる米国株。買い時そして売り時ともに、しっかりルールを決めて売買を検討しましょう。

NYダウ、日経平均ともに3月度の騰落率はプラスもパフォーマンスに乖離あり。為替も考慮して、売買方法をしっかり検討しましょう。