仕事探しには業界分析を。好調と不振の業界をニュースで把握しよう。

就職候補の業界分析はニュースから情報収集
       

業界分析で仕事探しをスムースに。ニュースで好調な業界や不振な業界を把握しよう。

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世間を取り巻く状況や働き方改革により、業界ごとの仕事量は刻一刻と変化しています。今回は現時点での業界分析し、仕事探しに役立つ情報を紹介します。

 目次

ここ一年で好調だった業界

デリバリー業界

ここ一年の好調だった業界の特徴として『巣ごもり消費』に寄与した業界が挙げられます。

デリバリー業界は特に顕著。ウーバーイーツの需要の伸びはすさまじく、副業と参入する人は今なお増え続けています。

また、宅配を主とする物流関係の需要も絶えずひっ迫しています。配送ドライバーは常に人手不足。デリバリーや物流関係なら、仕事も見つかりやすいかもしれません。

webコンテンツ業界

webコンテンツも巣ごもり消費をキーワードに隆盛した業界になります。

webコンテンツには様々なモノがあります。youtubeでの動画コンテンツ、映画や漫画のサブスクリプションサービスなど、インターネットを使ってコンテンツサービスには枚挙にいとまがありません。

webコンテンツの隆盛と共に、youtuberなどを仕事とし、コンテンツクリエイターの仕事も増加傾向です。その需要は今後も伸びていくことでしょう。

廉価ファッション業界

ユニクロの業績好調が象徴するように、廉価型のファッション業界もまた好調をキープしています。

これも巣ごもり消費からの消費者マインドに関連するものかもしれません。外出頻度が減ると、身だしなみへの関心は薄まります。そのためファッションへの支出が減り、廉価型のファッションブランドの需要が伸びることになります。

衣食住の衣を担うファッション業界。衣に充てられるコストにも、意識の変化がみられます。これからも廉価型ファッションの、小売店販売員などの仕事は増え続けることでしょう。

ここ一年で不振だった業界

旅行業界

一時期は政府主導のキャンペーンもありましたが、ここ一年大打撃を受けたのは旅行業界です。

国内旅行もさることながら、インバウンド型の旅行売上が著しく下がったのが不振の大きな理由になります。

家族旅行や就学旅行など、需要自体は一定数あるので少しずつ需要の回復は期待してもよいでしょう。しかし現時点では人員削減や休止で対応している旅館なども多いので、旅行業界を希望している人は長い目で様子を見ていくことが大切です。

外食業界

巣ごもり消費で打撃を受けた業界のひとつが外食産業。特に居酒屋系統は時間短縮営業を要求により、著しく売り上げを落としました。

ここ一年は忘年会も歓送迎会も開かなかった会社は多いことでしょう。そしてそういった酒席がなくとも、会社が稼働することを認識した社会は、会社主催の酒席の需要を減らす社会になるかもしれません。

衣食住の食を担う外食産業ですが、これからはデリバリーと提携するなどして、仕事の有り様も変わってくるかもしれません。

航空業界

観光業界と関連して不振に陥ったのが航空業界。大きな人の移動が減ることで、飛行機を用いた旅客需要は低下することになりました。

航空業界は特に新卒就職ランキングでは常に上位をキープしていました。今でもキャビンアテンダントにあこがれる学生も多いことでしょう。

しかし新卒採用数の縮小などの対応を迫られている状態にあり、今後の採用状況についてはしっかり注視していかねばなりません。

業界の好調不振は常に変化している

働きながら未来を考える

大切なのは会社員でも、個人事業主でも構いません。仕事をしながら考え続けることです。

自身の希望する業界はあっても、必ずそこに就職できるとは限りません。希望業界に就けなくとも、生活するにはお金もかかるので、就職にある程度の妥協は必要です。

仕事を続けて考え続け、自身を磨き続ければ希望する仕事に就くチャンスはいつか訪れます。大切なのは立ち止まらず、仕事をしながら未来を考え続けることです。

社会状況の変化についていこう

今回は現時点で好調な業界、不振な業界について紹介しました。しかし一年後、それら好調と不振の分布は大きく変わっている可能性もあります。

社会状況は常に変化しています。たとえば人々の過密が問題とされなくなり、大きな移動も可能となれば、観光業界はまた隆盛を振るうことになるでしょう。そうなると観光業の仕事が増え、逆に巣ごもり消費の恩恵を受けた業界は縮小せざるをえなくなる状況も考えられます。

希望する仕事に就いてパフォーマンスを発揮するためにも、常に社会状況の変化を把握することに努めましょう。

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