前回記事では『家賃の見直し』『保険加入の見直し』に焦点を当てて、節約術を紹介しました。住む場所や間取りには諸事情あれ、参考になりましたでしょうか。
今回オススメする節約術は
になります。それぞれ見ていきましょう。
自動車を手放す
まずは自動車維持のための必須費用科目を見ていきましょう。そうすることでコストの定量化が図りやすくなります。
一年間で自動車維持のための必須費用は『自動車税』『任意保険代』『ガソリン代』『エンジンオイルやフィルター交換』などが挙げられます。任意保険代は任意とついてるものの、事故の際の補償リスクを考えると必須加入といっても過言ではありません。
続いて二年毎に必要な『車検』があります。このときに自賠責保険二年分、必要修理分などの費用がかかります。
上記に挙げた以外にも『タイヤ』『バッテリー』といった様々な消耗品費も、かかってきます。列挙するだけでも相当の費用発生が認められますね。
たとえば筆者が保持していた軽自動車維持費用も、年額換算で下記の通りでした。
○ 自動車税 10800円
○ 任意保険 20000円 (対人対物無制限)
○ ガソリン代 60000円 (月5000円)
○ 車検代 40000円 (車検代÷2)
○ エンジンオイル交換 5000円 (2500円×2回)
○ オイルフィルター 1000円
合計すると年136800円になります。
少し補足すると、任意保険は60%引き適用。燃費はリッター15km。乗っていた軽自動車も日本大手メーカーの大衆車でした。
ちなみに今はこの軽自動車に関しては、今は手放しています。
もっぱら通勤で使っていた自動車でしたが、転職もあり現在は徒歩通勤で問題なく過ごせています。
しかし自動車が必要なときもあり、そんなときはレンタカーを借ります。
特に大きな買い物だと自動車が必要となりますが、半日くらい普通車を借りても4000円くらいで済みます。使用頻度が低ければ、それほど高くはないでしょう。
家族持ちだとミニバンなどの車も必要となるかもしれませんが、二台を一台に縮小するといった手もあります。自動車の使用頻度、用途に応じて、自動車の保持について考えてみましょう。
現金決済をやめる
アプリ決済の隆盛が著しいですが、そのおかげ各社さまざまなキャンペーンを実施しています。同じものを買うのでも現金決済をやめて、ポイントバックなどを利用すると、可処分所得が増えることになります。
筆者は楽天カードや楽天ペイを使っていますが、決済金額の1%が戻ってきます。年間の買い物額が100万だと1万くらいは戻ってくる計算ですね。
最近は『ポイ活』なるものが流行ってますね。『ポイ活』は自身がよく使う決済方法とポイントの統一を図りながら、最大限のポイント利用が可能となる買い物方法を言います。食料品、衣類、生活雑貨と数多の小売店があるなか、自身がよく使うアプリ決済と提携していところで買うのが肝要です。
また家計の支払いで大きな部分を占める『家賃』。これも管理会社や大家との交渉で、クレジットカード決済が可能となるところもあるようです。賃貸契約でも、そういった融通の効くところと結びたいものですね。
必要なもの以外は現金決済をやめて、クレジットカードやアプリ決済を利用して、支払方法を見直しで可処分所得を増やしましょう。
オンラインでの買い物比率を増やす
買いたいものがあるとき、小売店で目当ての商品があれば見つけ次第購入する方は多いことでしょう。でもちょっと待ってください。同一商品をカカクコムなどオンライン検索すると、相場や最安値で販売しているオンラインショップがヒットします。
もちろん生鮮食品など日持ちしないものは、一部宅配を除いて最寄りのスーパーで買わざるを得ません。でもテレビやパソコンなど、耐久消費財と言われるものはオンライン購入を検討するのもよいでしょう。
たとえばアマゾンなどであればマーケットプレイス経由だと、中古品もあるものの割安に購入できる確率が高くなります。メルカリなんかも、よく似ているシステムですね。
ほかにはヨドバシドットコムだと、基本10%程度のポイントバックがつきます。同ポイントはヨドバシドットコムでの買い物の際に利用できます。つまり、小売店で同じものを同じ値段で買うのと比較すると、10%引きで買える計算になるわけですね。
少し時間に余裕をもって買えるものであれば、ぜひオンラインでの買い物比率を増やしてみましょう。
時代とともに変化する節約術。定期的に生活を見直し、決済方法などを検討していきましょう。