【2023年度版】世界株価や為替の投資で理解すべき経済指標とは

【2023年度版】世界株価や為替の投資で理解すべき経済指標とは
       

2023年の投資活動でも大切な各国の主要な『経済指標』。

本日はアメリカを中心に、経済指標の見方や考え方について提示していきます。

☆ 本記事は私見であり、成果を保証するものではありません。投資を検討する際は自己責任、安全資産の範囲内でお願いします。

目次

経済指標の見方

主要な経済指標の確認方法とは

後述する『消費者物価指数』、『雇用統計』、『GDP』などいろんなものがある経済指標。

そんな重要経済指標ですが、2023年現在では様々なウェブサイトで見やすい経済指標を提供してくれています。

自身がよく使っているのは『みんかぶ』の経済指標カレンダー。

本日の経済指標を起点に、1週間の経済指標を見やすく表示してくれています。また今日の経済指標だけでなく、先週分への振り返りも簡単に確認することができます。

そのほか『yahoo finance』の経済指標なども見やすくオススメです。

経済指標は自身が見やすく、そして投資機会を逃さぬためにも、反映が速く正確なところのものを確認するようにしましょう。

経済指標の考え方を知る

経済指標の確認方法を知ったところで、もうひとつ覚えておきたいのが『考え方』。

実際に経済指標を見てみると『予想』、『結果』、『前回』といった項目があります。

特に重要なのは『予想と結果』。

例えばとある月の消費者物価指数予想が7.0%。結果が6.5%だったとします。

その場合のマーケット参加者の考え方のひとつとして

◇ 結果は予想を下回り
   ↓
◇ 予想よりインフレ鈍化進んでいる
   ↓
◇ 金利政策による利上げ圧力弱まるかも
   ↓
◇ 株や為替へ影響する

といった流れが認められる場面もあります。

ただし経済指標の捉え方も日々更新されているので、毎日経済指標と各金融資産のリアルタイムでの動きを捉えつつ、自身の考え方もアップデートしていく必要があります。

最も重要な米国の経済指標と金利政策

世界の中でも取り分け重要な経済指標を提供するのが、fxでのドル円や米国株を担う『アメリカ』。

たとえば2023年時点においても、世界の株価の時価総額分以上をアメリカが占めています。

またコモデティや各指標の換算基準には米国ドルが使われており、通貨の中でもドルの強さが際立っているのも特徴的です。

そして経済指標でも最も重要なのが『米国連邦準備率委員会(FRB)による金利政策』。

その金利政策はアメリカのインフレーション抑制、景気など様々なところへ影響をもたらしています。

金利政策発表は任意の月に発表されており、市場関係者はその利上げや利下げなどを日々注視してポジションを整理しています。

そんなFRBによる金利政策、そしてドルの強さの推し量り方については過去記事でも紹介しています。

興味のある方はぜひご覧ください。

投資家が注目する株価値動きや為替にも影響するfomcとは。

米国株投資で大切なドルインデックスチャートの使い方とは。

アメリカの重要な経済指標

消費者物価指数(CPI)

アメリカの経済指標でまず覚えておくべきなのが消費者物価指数。

英語でConsumer Price Indexと訳され、略して『CPI』と呼ばれたりします。

CPIは対前年比のほか、先月比といった指標で表されます。

またCPIは総合指標と別に『コアCPI』といったものがあります。

コアCPIは価格変動の大きい生鮮食品やエネルギーを除いた物価変動を表すものです。

たとえば2022年は地政学的な観点により、エネルギー価格が大きく動いた1年でした。そのため総合物価指数はとりわけ大きく動いた1年だったといえます。

今後もCPIによるインフレ推移をしっかりと見守っていきましょう。

アメリカ雇用統計

実はインフレーション観点からも重要な指標のひとつ『米国雇用統計』。

米国雇用統計では失業率のほか平均時給なども毎月発表されます。

低い失業率は経済の強さのほかに、労働市場における人手不足が反映されていると考えられています。

また人手不足は求職者側が条件の良いところへ移りやすい状況にもあるため、人件費の上昇をまねくともされています。

そして人件費の上昇は、企業が提供する商品の値段へと転嫁されるため、消費者物価指数にも影響があると考えられます。

なので2023年も経済の強さ、そしてインフレーション推移を推し量るためにも、雇用統計へ注目していきましょう。

米国GDP成長率

もうひとつ米国経済の強さを推し量る経済指標が『GDP成長率』。

GDPは翻訳すると『国内総生産』と言われ、国内で新たに生産されたサービスや商品の付加価値の合計で表されます。

ちなみにマクロ経済的な計算式では

消費+投資+政府支出+(輸出-輸入)

と表されます。

そんなGDPですがニュースで時折目にする『リセッション』を規定する指標のひとつを構成しています。

たとえばリセッションいわゆる景気後退の判断基準のひとつに、四半期GDPが2期連続でマイナス成長という項目が組み込まれれています。

アメリカの景気を推し量るためにも、経済指標のひとつGDPにも注目していきましょう。

また本日紹介した経済指標以外にも、少しマイナーながら大切な経済指標があったりします。

そんなマイナー経済指標についても、過去記事では合わせて取り上げています。

興味のある方はぜひご覧ください。

カレンダーで確認する今日や過去の重要な経済指標とは。

他にも確認すべき世界経済指標やカレンダー

日本やEU、中国の経済指標も要注目

前述した『消費者物価指数』や『中央銀行金利政策』など、アメリカ以外でも日々世界の主要な経済指標が発表されています。

たとえば日本やEU、中国の経済指標。

これらアメリカに次ぐ先進国である国々の経済指標も、為替や世界の株価へと反映されていきます。

また金融商品にはそのほかエネルギーや金属、農産物など『コモデティ』と呼ばれるものがあり、それらは各国の経済状況とも関連していきます。

そんな金融商品にも注目してみると、投資では違った見方や考え方が選択肢として出てきます。

ぜひ今日の記事で覚えた経済指標を活用してみてください。

マーケットの休場日なども確認を

最後に投資で確認すべきカレンダーとして、経済指標と共に大事なのが『休場日』。

日本やアメリカなど、各国のカレンダーで設定された祝日により、マーケットが休みとなる休場日が存在しています。

休場日を知らないと思わぬ投資機会の損失をまねくこともあります。

なので自身が投資しているマーケットの休場日はよく確認しておきましょう。

そんな休場日カレンダーに関しても過去記事で紹介しています。

興味のある方はぜひご覧ください。

【2023年度版】日本株式市場の休みや米国株の休場日カレンダー。

2023年も経済指標をしっかり確認して、投資機会に活用しよう。

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