【楽天モバイル】を利用してはや2年。
いろいろキャンペーンも変わりながら、そのユーザーとして利用を継続してきました。
今日の記事ではそんな楽天モバイルを実際利用し続けてみての使用感など、筆者の感想を交えつつ紹介していきます。
○ 楽天モバイルとは
○ 2023年6月1日からの楽天モバイル最強プラン
○ マイ楽天モバイルでの一元管理も便利
◇ 楽天モバイルのメリット3選
○ コスパ良い楽天linkでのでんわ機能
○ 使用頻度によっては月1000円程度で収まる
○ 楽天モバイルSPU加算で楽天市場の買い物がお得に
◇ 楽天モバイルの課題と期待
○ 楽天モバイルの繋がり具合は
○ 国内キャリア4番手からどこまでいけるか
楽天モバイルを知る
楽天モバイルとは
楽天モバイルは楽天グループより提供されるモバイル通信サービスです。
現在は3大キャリアに続き、4番手としてモバイル通信事業を展開しています。
自身も2年ほど使っている楽天モバイルですが、強みのひとつは【利用料金】。
利用料金(税込)は2023年5月時点で、一か月のデータ通信量で三段階設定となっています。
□ 3GBまで 1078円
□ 3GB超過後20GBまで 2178円
□ 20GB超過後無制限 3278円
※ 通話料等別費用
※ 公平なサービス提供のため速度制限の場合あり
データ通信をあまり利用しない人は1000円程度、たくさん使う人も3000円強で収まるのが魅力のひとつ。
利用量の多寡を問わず、楽天モバイルは選択肢に入ってきます。
さて、そんな楽天モバイルですが2023年6月1日からの『最強プラン』が発表されました。
2023年6月1日からの楽天モバイル最強プラン
2023年6月1日からの楽天モバイル最強プランの目玉のひとつが『日本全国の通信でデータ高速無制限』。
公式ウェブサイトを確認したところ、業界最高水準99.9%をカバーしているとのこと。
またパートナー回線(au回線)の使用に関しても、データ制限がなくなるとのことでした。
ちなみキャンペーンでは「これまでつながりにくかった屋内や繁華街。高層ビルや地下鉄など以前よりつながりやすく」といったコンセプトも提示されています。
ちなみに記事を執筆している2023年5月段階ではrakute un-limit Ⅶ。
自身も含めて現在利用している楽天モバイルユーザーにおいても、最強プランへは自動移行されるとのことです。
ところで楽天モバイルを利用してみて、まずまず便利なのが『マイ楽天モバイル』の一元管理機能です。
マイ楽天モバイルでの一元管理も便利
my楽天モバイルでは利用状況など、利用に関する様々な情報を一元管理できます。
マイ楽天モバイル機能を列挙すると下記の通り。
□ データ、通話、SMSの利用状況
□ 日別及び月別のデータ使用量
□ ポイント取得状況
□ キャンペーン情報
□ 現在の契約プラン(オプションなど)
□ チャットなど問い合わせ窓口
□ 質問カテゴリー別 Q&A
こんな感じでいろんな情報をmy楽天モバイルでは一元管理可能です。
また日別やデータ使用量なんかはグラフ提示してくれているので、その利用量の推移も一目瞭然です。
『今日はちょっと使いすぎたかな…』、『今月あとどれくらい使えるだろう』なんて疑問も即解決できるマイ楽天モバイル。
楽天モバイルユーザーなら、その有効な使い方を知っておきましょう。
楽天モバイルのメリット3選
コスパ良い楽天linkでのでんわ機能
楽天リンクとは楽天モバイルユーザーが通話料無料で使えるアプリのこと。
rakuten linkを使えば、通話料をかけずに電話をかけることが出来ます。
また楽天リンクではメッセージ機能もあり、他キャリとSMSで送受信することも可能です。
ただし楽天linkではデータ通信量も利用した分だけ加算される仕組みもあります。
それでもどれだけデータ通信量が大きくなっても、データ通信月額料金は最大で3000円強。
逆に言えば楽天リンクでどれだけ長時間会話しても、データ通信上限の3000円強までといった値段設定で利用することが出来ます。
他にも楽天リンクでwifiを介せば、データ通信量を抑えて利用するといった選択肢もあります。
このように楽天モバイルユーザーになると、便利なアプリである楽天linkが使えることも覚えておきましょう。
使用頻度によっては月1000円程度で収まる
ドコモから楽天モバイルへ乗り換えた筆者ですが、利用するメリットとして実感したのが『低コスト』で使えるということ。
前述したように楽天モバイルは月3GBまでの通信量なら1000円程度。
この金額は他キャリア、もしくはMVNOと比較しても割安な金額です。
ちなみに自身は月1000円程度で1年ほど利用しています。
そんな自身の楽天モバイルにおけるスマホの利用状況は下記の通りです。
□ LINEなどのやりとり
□ スマホで株取引
□ ニュースを見る
こんな感じだと月1GBもいかないくらいなので、月1000円程度で楽天モバイルを使えています。
仮にもしたくさんゲームをしたり、動画視聴をする方でも、月額上限は3000円強です。
なので使用頻度が少なければ月1000円、多くても月3000円程度と比較的低コストで使えるのがとても便利という感想です。
楽天モバイルSPU加算で楽天市場の買い物がお得に
楽天モバイルを利用していると、SPUを介して楽天市場で役立つのも魅力のひとつ。
SPUとは『スーパーポイントアッププログラム』を指し、このSPU状況に応じて楽天市場での買い物がお得になります。
SPUは定期的に改訂が行われています。
あくまで参考ですが記事執筆中における2023年5月時点の自身SPUは下記の通りです。
□ 楽天会員 + 1倍
□ 楽天モバイル + 会員特典 + 2倍
□ 楽天カード 通常分 + 1倍
となっています。
これら倍数分だけ楽天市場での買い物がお得になるという計算です。
自身が利用している楽天サービス以外にも
□ 楽天ひかり
□ 楽天銀行
□ 楽天証券
などがあり、これらの契約でもSPU増加に絡んでくるものもあるようです。
オンラインショッピングで楽天市場を利用する機会がある方は、SPUとその仕組みについてぜひ知っておきましょう。
楽天モバイルの課題と期待
楽天モバイルの繋がり具合は
よく話題になる『楽天モバイルの繋がり具合』。実際のところどうなんでしょうか。
自身は関西在住。その中のとある都道府県の県庁所在地に住んでいます。
そこでの使用感はそんなに不便を感じたことはありません。
屋外はもちろん、屋内でも普通に繋がっていて使えているという印象です。
ただこれまでを振り返ると、地下駐車場やビル高層階などは繋がりにくかったという場所も存在しました。
ですので印象で語るなら『自身はあまり不便なく使えていた。一部繋がりにくい部分あったが支障をきたすほどではなかった』という感想になります。
これはあくまで個人の感想です。もし楽天モバイル乗り換えを検討されるなら、近くで使っている知人に聞いてみるのが一番かもしれません。
国内キャリア4番手からどこまでいけるか
個人的には2年間使っている楽天モバイルなので、これからも頑張ってほしいところ。
契約者数はドコモ、KDDI、ソフトバンクからの乗り換えなどもあり、現在はキャリア4番手として楽天モバイルは頑張っているようです。
ですが現実的な話ではモバイル単体ではまだまだ赤字状態。
2023年5月の決算発表においては、いちおう赤字続くも去年よりその赤字は縮小されているとのことでした。
基地局を広げたり、プラチナバンド取得などいろいろ課題そして目標のある楽天モバイル。
これからも他者にはない斬新なプランやサービスを発表して、引き続き健闘していってほしいところですね。
楽天モバイルも含めて、月々のスマホ代見つめ直してみましょう。