30代未経験から正社員を狙える転職先について紹介。
働き盛りの30代。未経験転職となると20代とは違った対策やふるまいが要求されます。
転職市場や狙いやすい職種などを解説していきます。
◇ 30代未経験から狙える正社員転職とは
○ 売り手市場の職種を狙う
○ 資格不要の職種を狙う
○ 地域差を利用する
◇ 未経験転職可能な売り手市場の職種
○ 営業職
○ 介護職
○ 配達ドライバー
◇ 未経験転職を成功させるために
○ 面接ではしっかりやる気を伝える
○ 具体的な採用メリットも面接官へ伝達する
30代未経験から狙える正社員転職とは
○ 売り手市場の職種を狙う
未経験のみならず、正社員としての転職の確度を上げるなら、応募者に有利な売り手市場を狙うのが大切です。
人材の需給バランスは一定ではありません。人気の仕事に応募が集中することもしばしば。その逆でいくら募集をかけても応募者が増えにくい、売り手市場の職種も存在します。
未経験からの転職を成功させるには、そういった転職市場のバランスを客観的に理解することが大切です。
○ 資格不要の職種を狙う
未経験からの正社員転職を狙うなら、資格不要で応募可能な職種を狙いましょう。
なぜなら応募条件でそもそも足切りされることもさることながら、応募のために資格取得を目指していたのでは時間がかかり過ぎます。
転職にいたる時間の余裕は人それぞれですが、直近の生活がかかっているのであれば資格不要で応募できる仕事を中心に探しましょう。
○ 地域差を利用する
人気がいまひとつの職種があれば、働き手の少ない地域も存在します。
たとえば就農支援。自治体によっては農家の後継者不足から、移住を前提とした就農であるならば、手厚い支援を受けつつ就職も可能な案件があったりします。
地域にこだわらず未経験就職を考えているならば、地域差から売り手市場となっているところで転職活動をしてみても良いかもしれません。
未経験転職可能な売り手市場の職種
○ 営業職
営業職は基本的に売り手市場です。
対人折衝が上手な方へオススメな仕事であり、個人もしくは法人相手でも、うまく関係性を築いていける人材であれば重宝されます。
コミュニケーション能力が要求されるなど適正もありますが、インセンティブ制度などで頑張った分だけ稼げるといった醍醐味のある仕事ではないでしょうか。
○ 介護職
超高齢社会を迎える日本において、ずっと売り手市場なのが介護職です。
最近では初任者研修修了者を優先して採用するところも増えてきましたが、人材不足の施設では未経験からでも応募可能なところはまだまだ多いです。
自信も医療福祉分野で働いていますが、慣れればやりがいのある仕事です。また、夜勤に入って割増で稼ぐもよし、経験を積んでケアマネージャーになるもよし、選択肢も用意されています。
○ 配達ドライバー
アマゾンなどインターネット通販の隆盛に加え、去年からの巣ごもり消費でますます需要が増えているのが配達ドライバーです。
自動車運転免許は必須となりますが、普通免許で運転可能なトラックや軽貨物輸送といった分野で活躍できます。
古今東西、物流はこれからもなくてはならない業種であり、ドライバー職は常に一定の需要が存在します。運転が好きな方は目指してみるのも良いでしょう。
未経験転職を成功させるために
○ 面接ではしっかりやる気を伝える
未経験転職を成功させるために大切なこと。それはしっかりやる気を面接で伝えることです。
採用側も未経験とりわけ三十代ともなってくると、募集職種へうまく適応して自社の利益となる人材となるか、しっかり吟味してきます。
そういった厳しい目線をふまえると、しっかりやる気をアピールして、仕事をできるだけ早く覚えて貢献できることをアピールしなければなりません。
○ 具体的な採用メリットも面接官へ伝達する
やる気のアピールといった精神論はもちろんのこと。自身が採用されることで、採用側へ具体的にどんなメリットがあるのかも伝達しなければなりません。
そのためには未経験職種への応募とはいえ、その職種や応募先の業界について可能な限り研究し、自身が具体的にどう貢献できるのかを考えねばなりません。
たとえばドライバー職への未経験応募であれば、一日の配達平均はどれくらいか。その配達平均を実現するためには、応募先の企業ではどれくらいの配達エリアを持っているのかを考慮しなければなりません。
具体的な仕事内容については面接の場でしっかり聞いて、自身ができることをアピールすると良いでしょう。仕事の話を具体的に落とし込みつつ面接を進めることで、採用側の心象もよく勉強していると高評価につながります。
インターネットで様々な職種や業界の情報が閲覧できる時代。しっかり情報収集してから挑みましょう。