2022年8月度の日経平均、ダウ、ドル円相場をまとめました。

8月下旬のジャクソンホールを経たマーケット。

そんな2022年8月の日経平均や米国株、為替のパフォーマンスについてまとめてみました。

☆投資にはリスクが伴います。余裕資金と自己責任の範囲内で検討しましょう。

目次

8月のNYダウ、S&P500など米国市場

ニューヨークダウは4.06%の下落

ニューヨーク証券取引所、NASDAQ上場の30銘柄から構成されるダウ平均株価。2022年7月29日の終値32845.14ドルに対して、2022年8月31日の終値は31510.44ドルとなり、2022年8月度の騰落率は4.06%の下落となりました。

年初来からの騰落率は13.29%の下落となります。

騰落率算出にはDJIを参考に計算しました。

DJI指数チャートより

出典:TradingView.DJIチャート.TradingView

7月度の月間騰落率は6.73%上昇のパフォーマンスを見せたニューヨークダウ工業平均株価。8月度は一転4.06%の下落となりました。

S&P500は4.24%の下落

ニューヨーク証券取引所やNASDAQへ上場している代表500社から構成されるS&P500。2022年7月29日の終値4130.289ドルに対して、2022年8月31日の終値は3954.99ドルとなり、2022年8月度の騰落率は4.24%下落となりました。

年初来の騰落率は17.02%の下落となります。

騰落率算出にはSPXを参考に計算しました。

SPXチャートより

出典:TradingView.SPXチャート.TradingView

7月度は9.11%上昇と大きく回復を見せたS&P500。

しかし8月度のパフォーマンスは一転、4.24%のマイナスパフォーマンスとなりました。

NASDAQは4.64%の下落

電子株式市場のNASDAQ。2022年7月29日の終値12390.69ドルに対して、2022年8月31日の終値は11816.2ドルとなり、2022年8月度の騰落率は4.64%の下落となりました。

年初来の騰落率は24.47%の下落となります。

騰落率算出にはIXICを参考に計算しました。

IXICチャートより

出典:TradingView.IXICチャート.TradingView

8月度の米国主要3指数で、マイナス4.64%と最も下落率が大きかったのがナスダック。7月度は12.35%上昇の騰落率でしたが、8月度はマイナスパフォーマンスで相場を終えています。

8月の日経平均やTOPIXなど日本市場

日経平均は1.04%の上昇

日本の株式市場を代表する225銘柄で構成される日経平均株価。2022年7月29日終値は27801.57円に対して、2022年8月31日の終値は28091.46円となり、2022年8月度の騰落率は1.04%の上昇で終えました。

年初来の騰落率は2.43%の下落になります。

騰落率算出にはNI225を参考に計算しました。

NI225チャートより

出典:TradingView.NI225チャート.TradingView

8月度の米国主要3指数はマイナスパフォーマンスで相場を終えたのに対して、日経平均はプラスのパフォーマンスで相場を終えています。

TOPIXは0.21%下落

東京証券取引所の時価総額や流動性の高い大型株銘柄で構成されるTOPIX。2022年7月29日終値は1940.31円に対して、2022年8月31日の終値は1936.16円となり、2022年8月度の騰落率は0.21%下落で終えました。

年初来の騰落率は2.82%の下落となります。

騰落率算出にはTOPIXを参考に計算しました。

TOPIXチャートより

出典:TradingView.TOPIX指数チャート.TradingView

8月度の日経平均はプラスパフォーマンスで終えている一方、TOPIXはマイナスパフォーマンスで相場を終えています。

為替ドル円レートは5.756円の円安

為替相場におけるドル円レートについて着目すると、2022年7月29日の終値は133.198円に対して、2022年8月31日の終値は138.954円となり、2022年8月度のドル円レートは5.756円の円安で終えました。

年初来では23.864円の円安となりました。

騰落率算出にはUSDJPYを参考に計算しました。

USDJPYチャートより

出典:TradingView.USDJPY指数チャート.TradingView

7月度は2.457円の円高へ進んだのに対して、8月度は5.756円の円安と円安方向へ大きく動きました。

8月の相場関連ニュース

ジャクソンホール会議を終えて

8月下旬に実施されたジャクソンホール会議。

パウエル議長の発言に注目が集まりましたが、インフレへの対処を継続していく姿勢を改めて示していました。

そのためマーケットは金利政策における利上げの手を緩めないと判断。その結果、金融緩和を継続している日本と円、利上げの続く米国ドルとの間における金利差を織り込み、8月下旬から円安が進んで9月にはドル円140円台になりました。

今後も気になる米国の金利政策ですが、その利上げ動向のチェック方法に関しては過去記事でも紹介してます。

興味のある方はぜひご覧ください。

【投資家に役立つ政策金利動向の評価ツールについて解説します。】

経済指標やニュースと相場の反応

長年、経済指標やニュースと相場の反応を見ていると分かりますが、良いニュースがそのまま良い相場につながるとも限りません。

たとえば雇用統計で失業率が低く推移しているとします。すると失業者は少なく労働者は就業しやすく、安定した賃金収入で米国の景気は良く、また相場にも良い方向へつながるのではないかと考えることもできます。

しかし8%以上のインフレが続く現在の米国であれば、雇用安定で景気が悪くないと考え、金利政策で利上げを緩めずインフレ抑制へ働きかけかけるのではないかとマーケット参加者が考える可能性もあります。そのときは利上げにより、各企業が投資のための借金負担が重くなること、長期金利の上昇で米国債に割安感が出る可能性もあり、株価は逆に下がる可能性もあります。

上記はあくまで筆者の提示した例ですが、経済ニュースは額面通りに受け取れないものの、相場の反応を確認するためにも日々チェックすることは大切です。

経済指標に関しては過去記事でも紹介してます。興味のある方はぜひご覧ください。

【カレンダーで確認する今日や過去の重要な経済指標とは。】

ジャクソンホール会議に相場の動いた8月。今後のFOMCもしっかりチェックして相場の反応を確認していこう。

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