米国株ヒートマップでオススメのウェブサイトを紹介!
個別銘柄からインデックス投資まで使えるヒートマップ。今日はヒートマップを用いた株価確認方法について詳しく解説していきます。
◇ 株ヒートマップとは
○ 株価の動きを視覚化して評価できる
○ セクター別の影響も確認できる
○ 米国株ならフィンビズがオススメ
◇ フィンビズでの株ヒートマップ確認方法
○ ヒートマップ株 finvizで検索
○ S&P500やworldが確認できる
○ セクターから個別株まで詳細確認可能
◇ finviz利用の留意点
○ 値動き確認に少しディレイあり
○ Bubble mapも面白い
◇ その他インデックス投資ヒートマップの見方
○ ダウジョーンズ30種ヒートマップを見るには
株ヒートマップとは
株価の動きを視覚化して評価できる
ヒートマップとはこんな感じです。
画像から確認できるように、各銘柄の値上がりや値下がりを一目瞭然で把握することができます。
実際の個別株を売買するタイミングともなれば、各銘柄の詳細チャートを確認することとなりますが、大まかな市場の動きを把握するのにはヒートマップはとても便利なツールです。
セクター別の影響も確認できる
ヒートマップでは『セクター』といった単位でまとめて値動きを伝達してくれます。
たとえば上記画像の左上端では『Technorozy』分野の『Infomation structure』として、マイクロソフトを筆頭にそれらセクターの大まかな値動きを提示する例となります。
また時価総額によってセクター自体の大きさ、セクター内での比率もヒートマップで把握することができ、市場における影響力も可視化してくれます。。
今日紹介するヒートマップサイトも概ね同様のデータを提供してくれます。
米国株ならフィンビズがオススメ
米国株投資を継続している筆者ですが、ヒートマップはフィンビズを使っています。
finvizではS&P500といった主要指数、それを構成する銘柄に関するヒートマップを詳細に提供してくれています。
また上記画像のように値上がり銘柄や緑、値下がり銘柄は赤色など、色の濃淡を含めて分かりやすく各銘柄状況を伝えてくれます。
それではフィンビズの詳細な利用方法を確認していきましょう。
フィンビズでの株ヒートマップ確認方法
ヒートマップ株 finvizで検索
ヒートマップとfinvizで検索して出てきたfinviz.comが公式サイトです。下記リンクからも来訪できます。
公式サイトを訪れたら、mapsを選択するとヒートマップ画面へと移行することができます。
mapsはサイト上端にHomeやNews、Screenerなどのタブが並ぶなか、4つくらいにmapsタブが表示されています。
ヒートマップを見るならそのmapsをクリックしましょう。
上記ではS&P500が選択され、右側にheat mapが表示されています。
S&P500やworldが確認できる
ヒートマップではS&P500といった主要指数のほか、worldといった指標も確認することができます。
上記画像で書くにできるようにS&P500の下【world】をクリックしてみると正解の株価の状況を確認することができます。たとえば日本へカーソルを合わせると、時価総額の大きいトヨタを筆頭に、日本の簡単なヒートマップも表示してくれます。
少し横の中国へカーソルを合わせると、時価総額の大きいアリババグループを筆頭に、中国のヒートマップも表示されます。
世界の株状況を把握したい人は、worldヒートマップも参考にしてみましょう。
セクターから個別株まで詳細確認可能
たとえばS&P500のヒートマップを見てみると、Technorozyのsoftware infrustractureセクターではMicrosoftを筆頭に、adobeやOracleといった銘柄の状況も表示されています。
これらセクターにカーソルを合わせると、それら銘柄のトレンドチャートや値動き割合も表示してくれます。
また少し面白いのが期間設定機能。初期設定では1dayのパフォーマンス表示ですが、weekや1month、6monthといったパフォーマンスも確認できます。
長期戦略を考えている人は期間設定も気を付けて見てみましょう。
finviz利用の留意点
値動き確認に少しディレイあり
finviz利用にあたって少し注意点があります。それは少しディレイがある点です。
米国市場が開いてからヒートマップも頻繁に確認していますが、だいたい15分くらいの遅れがあるように思います。
遅延が気になる方はtradingviewがオススメ。tradingviewの使い方は過去記事で記載しているので、参考にしてみてください。
Bubble mapも面白い
finvizではヒートマップのほか、Bubble mapというものも提供してくれています。
フィンビズのバブルマップでは縦軸に騰落率、横軸にセクター、グラフ内に各個別銘柄というふうに二元表で色分けされたデータを提供してくれています。
ヒートマップ以外のもこういった視覚化ツールの導入も検討してみましょう。
その他インデックス投資ヒートマップの見方
ダウジョーンズ30種ヒートマップを見るには
今回紹介した『S&P500』以外のインデックス以外もヒートマップを確認できるサイトがあります。
たとえばもうひとつ米国株インデックスでも大きな指標『ダウジョーンズ平均株価』。
このダウも組み入れ銘柄毎に、そして面積比率ベースで色分けした騰落率を確認することも出来ます。
そんなダウジョーンズのヒートマップの見方についても記事にしてみました。
興味のある方はぜひご覧ください。