米国株投資なら知っておくべき株式指数【S&P500】。
その歴史や構成銘柄、株価などについて理解を深めて投資の選択肢を増やしていきましょう。
☆投資にはリスクが伴います。余裕資金と自己責任で行いましょう。
○ S&P500の概要
○ index S&P500の歴史
○ 今日のS&P500各銘柄を確認するには
◇ S&P500の組み入れ銘柄や計算方法
○ S&P500の銘柄について
○ S&P500入れ替えテスラの影響は
○ S&P500指数の計算方法
◇ もっとS&P500を知るために
○ S&P500指数をリアルタイムで確認するには
○ S&P500 etfの買い方とは
S&P500とは
S&P500の概要
S&P500の読み方は『エスアンドピー500』とアルファベットを読みます。
ちなみにS&Pとはstandard & poors global ragingsという格付け会社であり、S&Pから代表的に選出された会社500社を指してS&P500と呼ばれています。
ダウジョーンズ平均工業株価指数と共に歴史があり、米国株の代表指数を構成するのがS&P500になります。
ちなみに超大型株で構成されるS&P100、大型株と中型株、小型株で構成されるS&P1500なんてのも存在します。
index S&P500の歴史
S&P500の歴史は1941年に始まり、現在の算出方法を採用したのは1957年以降とされています。
1957年よりS&P500指数の算出方法に採用されているのは【時価総額加重型】といった計算方法になります。
ダウジョーンズ工業平均株価は【株価平均型】を採用しているので、銘柄そして計算方法では米国株指数としても差異があります
詳しい計算方法に関しては後述します。
今日のS&P500各銘柄を確認するには
ちなみに今日のS&P500へ組み入れられている各銘柄の騰落率を確認するには、ヒートマップを使用すると便利です。
出典:米国の株価確認で便利な無料で使えるヒートマップについて解説。
上記記事で紹介しているwebsite【finviz】を使うと、当日のS&P500組み入れ銘柄の値動きを視覚的に分かり易く確認することができます。
フィンビズのヒートマップを上手に利用して、S&P500の中身もしっかりと認識しておきましょう。
S&P500の組み入れ銘柄や計算方法
S&P500の銘柄について
S&P500の組み入れ銘柄すべてを確認するのは大変です。ここではまず代表的な10銘柄を確認しておきましょう。
代表的な10銘柄は下記の通りです。
☆ Google
☆ Amazon
☆ Facebook
☆ apple
☆ Microsoft
☆ ジョンソンアンドジョンソン
☆ ビザ
☆ JPモルガンチェースアンドカンパニー
☆ プロクターアンドギャンブル(P&G)
☆ ウォルマート
前回紹介したダウジョーンズ平均工業株価指数組み入れ銘柄とも被っている企業、そうでない企業が確認できます。
前回記事が気になる方は下記リンクより確認してみてください。
S&P500入れ替えテスラの影響は
2020年12月よりS&P500へと組み入れられたテスラ。イーロン・マスク氏が仮想通貨について言及するなどして、同社の株価やS&P500指数へ多少なりとも影響があります。
ちなみにテスラが採用されたように、S&P500の組み入れ銘柄には入れ替わりがあります。
S&P500への組み入れ条件として
○ 四半期連続で黒字利益を出している
○ 時価総額61億ドル以上
○ 米国企業であること
○ 浮動株が50%以上あること
といったものが挙げられます。
なお組み入れにおける時価総額の判定基準は変遷してきているようです。
S&P500指数の計算方法
前述したようにS&P500インデックスの計算方法は【時価総額加重型】で算出されます。
時価総額加重型の計算式は下記の通りです。
構成銘柄の時価総額合計 ÷ 基準点の時価総額合計 ÷ 除数
構成銘柄の時価総額合計が分子にきているので、構成銘柄全体の時価総額が上がればS&P500指数も上がる計算になります。
もっとS&P500を知るために
S&P500指数をリアルタイムで確認するには
S&P500指数をリアルタイムで確認するにはwebsite『トレーディングビュー』がオススメです。
トレーディングビューなら遅延なく、米国株を確認することができます。
tradingviewでS&P500を確認するなら、ティッカーで『SPX』と入力しましょう。詳細でS&P500と表示されていればそれが指数を指します。
トレーディングビューについて詳しく知りたい方は、よければ過去記事も御覧ください。
出典:米国株リアルタイム取引ならトレーディングビューの使い方を覚えよう
S&P500 etfの買い方とは
S&P500 etfは代表的な米国株指数であるため、様々なファンドよりETFが販売されています。
なおS&P500のETFは国内ファンドが販売するもの、国外ファンドが販売するものまで多岐にわたります。
ETF選定には乖離率、管理コストなどを加味することも大切です。
前回紹介したwebsite『モーニングスター』では国内、そして国外それぞれのETFがランキング形式で見やすく表示されます。
また各ETFごとの乖離率や管理コストも見やすいので、S&P500のETFを検討しているなら、まずは同サイトで確認してみましょう。