【microsoft Bing AI chat】の使い方とは。

現在最も勢いを増している対話型AI『Bing AI chat』。

Bing AI chatを使えば対話機能を使って、文書作成からプログラミングまで詳細なサポートを受けることが出来ます。

ぜひ本記事でそんなBing AI チャットの使い方をマスターしてみてください。

 目次

Bing AI チャットを知る

Microsoft Bing AI chatとは

chatgpt4をベースとしたMicrosoft Bing AI chatが最近のトレンドとして話題を呼んでいます。

マイクロソフト Bing AI チャットは現代における対話型AIのひとつ。

Microsoft社により2023年より公開され、着実にユーザー数を伸ばしていっています。

そんなBing AI chatですが検索はもちろん、AIとの対話を通していろんな仕事に関する知識、そしてビジネスアイデアも提供してくれます。

少し前までBing AI chatは順番待ちを要していましたが、現在は任意の登録作業と手続きをすれば、すぐに使うことが出来ます。

Bing AI chatを使うにはまずマイクロソフトアカウントの取得が必要です。

次章ではその使い方の手順について確認してみましょう。

Bing AI chatの使い方

ビング AI チャットはMicrosoftアウカントでログインして、Microsoft edgeより利用することが出来ます。

Microsoftアカウントを取得しているかどうかは、window10ではwindowsキー + 設定より確認することが出来ます。

設定をクリックしたらアカウントを選びます。

アカウントを選んだ後、左側タブで『メールとアカウント』をクリックしましょう。

アカウントを取得していれば、右側へ〇〇〇〇@outlook.jpといった任意のメールアドレスが表示されます。

加えてパスワードがあれば、Microsoftアカウントが利用可能です。

もしマイクロソフトアカウントを取得していなければ、『Microsoftアカウントを追加』より作成することが出来ます。

さて、Microsoftアカウントを取得できたら、今度はマイクロソフト エッジを立ち上げて『Bing』と検索してみましょう。

出典:Microsoft Bing

そして右上のログインボタンより、Microsoftアカウントでログインしましょう。

その後で左上にある『チャット』を選びます。

これでBing AI chatが利用可能になりました。

後はAIと対話したい事柄を、下側のトピックチャット欄へ入力すれば続けて使用することが出来ます。

さらにもうひとつ覚えておくと便利なのが、Google chromeでも利用可能となるBing AI chatプラグインの存在です。

google chromeでBing AI chatを使う

通常はマイクロソフト エッジでしか使えないBing AI chatですが、プラグイン『Bing Chat for All Browser』を利用すればGoogleクロームでも利用することが可能です。

プラグイン導入は簡単。

google chrome拡張機能で『Bing Chat for All Browser』で検索して追加。そして有効化するだけです。

なお同プラグイン利用もMicrosoftアカウントは必要となるので覚えておきましょう。

さて、ここまででBing AI チャットを利用準備が整いました。

次章ではBing AI chatに

□ 営業メールなどビジネス文書の作成
□ AIと対話を深めて詳細な文書を作る
□ プログラミングコードを書いてもらう

といったことを焦点に、その詳細な使い方について確認していきましょう。

マイクロソフトBing AI チャットの詳細

Bing AI chatで営業メールなど文書を作る

Bing AI chatの強みのひとつが『文書作成能力』。その強みを生かせばビジネスにおける営業メールなど、少し煩雑な文書作成の時間を短縮することが出来ます。

たとえば上記のように『新規開拓のための営業メールのひな型を作成してください』と依頼すれば、その文書のひな型を作成してくれます。

実際のビジネスで用いるならば、このひな形をコピー&ペーストして、会社の情報欄を更新すれば使えるようになります。

また検索における詳細情報元なんかも表示してくれるので、必要があれば確認してみても良いでしょう。

なお、Bing AI chatの強みはここに留まりません。

たとえば追加の質問を入力すれば、もっと自身の意図に合う文書を具体的に作成してもらうことも可能です。

Bing AI chatで対話しながら詳細検索

先ほどの対話で営業メールひな型を作ってもらった後、『自社が人材紹介会社の場合の具体的な文面が欲しいです』と追加入力します。

すると人材紹介会社であることを想定して、営業メールを書き換えて作成してくれます。

なお、対話を進めていくためのガイド文も下記へ表示してくれます。

このガイド文をクリックして対話を進めてみましょう。

すると営業メールを短縮するアイデアを出してくれた後、その例文まで考えてくれました。

このようにBing AI chatでは自身で対話文面を考える以外にも、対話ガイド文を用いてAIをコミュニケーションを進めていくことが出来ます。

Bing AI chatでプログラミング

chatgpt4もさることながら、Bing AI chatもプログラミングコード生成は得意分野です。

たとえば『cssで見出しの背景色を修飾するコードを教えてください』と入力してみます。

すると大見出しであるh1を対象とした、見出し背景色を修飾するcssコードを提示してくれます。

続けて『h2タグのテキストを囲って、見出し左端に縦線2本を入れたいです』と入力して、それを表示するためのcssコードを要求してみます。

こちらも続けて要求通り、cssプログミングコードを取得することが出来ました。

こんな感じでビング AI チャットはプログラミングでも力を発揮してくれます。

最後にBing AI chatの留意点について確認しておきましょう。

Bing AI チャット利用の留意点

Bing AI chatの回数制限

本記事は2023年5月に執筆中ですが、現時点ではBing AI chatの利用には回数制限が設けられています。

回数制限や利用可能回数に関しては、チャットを交わすたびに数値が更新され表示されます。

上図のようにチャットの右下にその回数制限の状況が表示されています。

これまでもBing AI chatは、そのユーザー数の増加と提供体制を調整するために、利用状況を制限しながらリリースしていきました。

AI利用に関するリソースなど技術的な状況、そして倫理面などある程度は調整をかけながら世に流通していくのは仕方ないのかもしれません。

なのでBing AI チャットを利用される方は、これからの利用制限の有無についてはよくチェックしていきましょう。

chat gptもオススメ

今回はBing AI chatを紹介しましたが、引き続きchat gptもオススメです。

前述したような文書作成、対話、プログラミングなどはchat gptも得意分野です。

そしてchat gptも現在、様々なフィードバックを受けながら進化をしている途上です。

これからますますその使いやすさ、そして回答精度の高さは向上していくことでしょう。

そんなchat gptの使い方に関しても過去記事では紹介しています。

興味のある方はぜひご覧ください。

chatgptの導入方法、対話や調べものなど使い方を解説します

AI社会に役立つプロンプトエンジニリングも必要

Bing AI chatやchatgptなど、生成AIに必要なのが【プロンプトエンジニアリング】。

プロンプトエンジニアリングとは、AIに必要な学習をさせたり、もしくはユーザーが取得した情報を取り出したいときに必要な技術のひとつ。

その技術はAIへの指示の出し方、手続きに必要なプロンプトの書き方などを示します。

また、Stable diffusionのような画像生成AIでも、出力したい画像を生成するにはプロンプトエンジニアリングが必要となるのでとても大切なテクニックです。

今回、そんなprompt engineeringについても記事を書いてみました。

これからのAI社会到来に先駆けて、上手く活用するためにもぜひ本記事でプロンプトエンジニアリングをマスターしてみてください。

AI時代に身に付けておくべきプロンプトエンジニアリングとは。

Bing AI chatを使って、AI利用必須の時代に備えよう。