SBI証券での国内株、米国株など外国株の売買手数料について紹介します。

SBI証券の売買手数料を理解して、日本株や米国株、ETF投資成績を改善してみましょう。

どの証券会社においても無視できないのが取引手数料。自身も利用しているネット証券大手ついて詳しく解説していきます。

☆本記事で提示する手数料やプランは2021年3月時点のものです。詳しくはお使いの証券会社のウェブサイトをご覧ください。

☆投資にはリスクが存在します。自己責任で許容範囲内で実施しましょう。

目次

SBI証券での日本株の売買手数料

○ スタンダードプランについて

SBI証券での日本株の売買手数料の決まり方には、スタンダードプランとアクティブプランの二種類が存在します。

まず現物取引におけるスタンダードプラン(国内株式取引)についてです。表にすると下記の通りです。

1注文の約定代金 手数料(税込)
5万円まで 55円
10万円まで 99円
20万円まで 115円
50万円まで 275円
100万円まで 535円
150万円まで 640円
3000万円まで 1013円
3000万円以上 1070円

スタンダードプランの最低取引手数料は55円、最高取引手数料は1070円になるようです。

なお、この手数料は1注文ごとに必要な手数料であることも覚えておきましょう。

○ アクティブプランについて

次に国内株売買におけるアクティブプランでの手数料について確認しましょう。以下が手数料早見表になります。

1日の約定代金合計金額 手数料(税込)
100万円まで 0円
200万円まで 1278円
以降100万円増加ごとに 440円ずつ増加

アクティブプランは1日の約定代金合計金額で手数料が決まります。

1日の約定代金合計金額が100万円までは売買手数料は0円。200万円以上となると440円ずつ手数料が増加していくのが特徴です。

○ 取引スタイルで使い分けよう

前述したようにスタンダードプランでは1注文ごとに手数料が決まり、アクティブプランでは1日の約定代金合計金額で売買手数料が決まります。

国内株取引において、1日の売買合計額が100万円までならアクティブプランを選択していれば手数料は0円です。ただし、1日の売買合計額が100万円を超えてくると1278円の手数料がかかります。注文回数も合わせて、一度シミュレーションをするなど、スタンダードプランとアクティブプランをうまく使い分けましょう。

なお、月曜から金曜の23時29分までのプラン変更手続きだと、プラン切り替えの適用は翌営業日になります。実際のプラン適用日も確認しつつ、売買戦略を立てていきましょう。

また、投資をする上で取引プラン以外にも決済方法も大切。

そんな決済方法ですが逆指値決済などのOCO、買付から売却までを行ってくれるIFDといった決済方法もあります。

そんなOCO、IFDといった注文方法に関しては過去記事で紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

株の指し値注文、逆差し値OCO注文やIFD注文など注文方法を解説

SBI証券での米国株や外国株の売買手数料

○ SBI証券の米国株の売買手数料

まず米国株の売買手数料について見ていきます。全て税込み価格です。

SBI証券インターネットコースだと、米国株式の最低取引手数料は0円です。なお、最低取引とは約定代金が2.02米ドル以下のものを指すので注意しましょう。

最低取引量を超えるものについては、約定代金の0.495%が売買手数料になります。

売買手数料の上限は22ドルになっています。

○ SBI証券の中国株の売買手数料

ピボット分析の計算方法

そのほか外国株の売買手数料について、中国株取引を例として確認していきましょう。こちらも税込み金額で提示します。

中国株取引の最低売買手数料は51.7香港ドル、上限手数料は517香港ドルとなっています。

最低と上限の間の売買手数料は、約定代金の0.286%になります。

○ 外国株は為替手数料も意識しよう

外国株の売買に関しては、株自体の売買手数料のほか、為替手数料についても確認するようにしましょう。

SBI証券では米国株の買付は円貨決済と外貨決済の2種類を選択できます。たとえば米国株での円貨決済買付では、証券会社が代行して円からドルに替え、米国株の買付を行ってくれます。

ちなみにSBI証券ではドル円の為替スプレッドは25銭。外国株の売買では、為替手数料が存在することも覚えておきましょう。

SBI証券でのETFの売買手数料

○ SBI証券は国内ETF(116銘柄)の取引手数料が無料

SBI証券の国内ETFの取引手数料に関してですが、2021年3月21日時点では取引手数料が無料となっています。

取引手数料の対象銘柄に関しては、SBI証券で提示してくれています。

SBI証券で国内ETFの取引を考えるなら、パフォーマンスを調べると共に、取引手数料の対象銘柄となっているか否かも確認しておきましょう。

○ SBI証券は国外ETF(9銘柄)の買付手数料が無料

SBI証券では国外ETF(9銘柄)についても買付手数料が無料となっています。

こちらも対象銘柄については、SBI証券公式サイトにて提示してくれています。

なお注意点ですが、買付手数料は無料であり、売却手数料に関しては前述した約定代金での手数料がかかることも覚えておきましょう。