【転職】SEなど未経験からITエンジニア転職を成功させるには。

リモートワークなど、多様な仕事の有り様がある『ITエンジニア』。

そんな人気のITエンジニアですが、未経験から転職を目指すなら少し工夫が必要です。

本記事ではそんな未経験からITエンジニアになるための方策について詳しく解説します。

目次

未経験エンジニア転職はどうなっているのか

売り手市場の続くエンジニア転職

『AI』や『DX』などの言葉が飛び交う昨今。

それらを開発、管理するための人材の需要はますます増加しています。

それらIT関連で活躍する人材といえば『エンジニア』。

エンジニアはこれまでのウォーターフォールモデルであれば、上流工程は『システムエンジニア』。

下流工程は『プログラマー』といった働き方でした。

ですが昨今『アジャイル開発』などの台頭もあり、その開発方法や働き方も進化していっています。

いずれにせよ学び続け、そして技術が年収にも関わってくるITエンジニア。

その魅力は多様な仕事の有り方も魅力のひとつです。

会社員の後は様々なキャリアを模索できる

未経験からうまく転職できれば、ITエンジニアの会社員として働くことになるでしょう。

それは常駐型派遣といった働き方。

他にはベンダーへ入社して、自社開発からリリースを担当するかもしれません。

そしてそれら開発過程、リリース、保守などを一通り学ぶと、プロジェクトを管理するマネージャーとして活躍できる可能性もあります。

そのほか『自身の技術とコネを用いて一本立ちしたい』という方は、独立して仕事をするエンジニアも存在します。

そんな感じで様々なキャリアを模索できるエンジニア。

その仕事へ未経験から面接を突破して入力するには、工夫が必要となってきます。

未経験からのitエンジニア転職面接は工夫が必要

未経験からITエンジニアになるための工夫にはどのようなものがあるのでしょうか。

エンジニアは何といっても技術職。

つまり獲得した技術、そしてその技術でもってどように貢献できるかといったアピールが面接では必要になります。

たとえば未経験から書類選考、面接を突破するなら以下のような工夫が必要になります。

◆ 習得したプログラミング言語や環境についてアピール
◆ 作成したウェブサイトなどポートフォリオをアピール
◆ 自分なりに工夫した部分をアピール

といったところになります。

そしてそのアピールも、面接では分かりやすく伝達することが重要です。

次章では未経験エンジニア転職における、面接での工夫の仕方について詳しく説明していきます。

未経験seやプログラマーの面接突破に必要な3つの工夫

習得したプログラミング言語や環境設定を伝達

エンジニアなら基本的には避けては通れないのが『プログラミング言語』の習得。

プログラミング言語はC、Java、Python、PHPなど様々あり、習得している言語には個人差が大きく関わってきます。

なので未経験からのエンジニア転職においては、求人票で必要なプログラミング言語を確認しておき、自身が習得しているプログラミング言語と合致しているかをあらかじめ確認しておきましょう。

そして習得しているプログラミング言語があれば、必ず履歴書もしくは職務経歴書の自己PR欄には記載しておきましょう。

面接でプログラミング言語をアピールすることはもちろん大切。

ですが応募書類にしっかり書いておけば、採用担当が見直した際にそれがアピール材料となります。

加えて習得したプログラミング言語を用いて、開発に使った環境なども書類や面接でアピールしましょう。

例えばPythonであればVScoadをエディタとして使う人もいれば、google colaboratoryを用いる人もいます。

またプログラミング言語によってはフレームワークを使う人もいるでしょう。

それらのアピールもまた習得スキルとしてのアピール材料となります。

さて、プログラミング言語を習得したとアピールしたいと言えど、未経験では職務経歴がありません。

そこでアピールするのが『ポートフォリオ』です。

作成したサイトなどポートフォリオをアピール

ポートフォリオとは『クリエイティブ関連の作品集』と訳されます。

端的に言えば実績と言ってもよいかもしれません。

たとえばエンジニアとしてポートフォリオとしてアピールできるものに、次のようなものがあります。

◆ 作成したWebサイト
◆ 開発して公開したゲーム
◆ 開発したアプリケーション

可能であれば開発したWebサイトをタブレットで見てもらったりと、アピールする工夫をして面接に挑んでも良いかもしれません。

ほかにもAppStoreやGoogle playへ公開したゲームを見てもらうのも良いでしょう。

そしてオリジナルの工夫があれば、もっとアピール材料になります。

自分なりに工夫したところを再アピール

オリジナルの工夫したところ、ポートフォリオのアピールでも大切な部分。

もし他にも転職で競合する応募者がいたならば、その工夫が自身の武器となります。

例えば工夫には以下のようなものがあります。

◆ ウェブサイトのSEO対策として〇〇といった構成を実施
◆ 似たゲームでも、▽▽といった部分に力を入れた
◆ 競合する■■アプリでも、この機能の実装に力を入れた

といった感じです。

工夫に仕方には正解はありません。

ですが『開発に工夫がみられる』といったアピールは、未経験からエンジニア転職でも伸びしろを感じさせる部分です。

うまくポートフォリオをアピールして、面接を突破して入職を目指していきましょう。

未経験でもエンジニア転職を試みる意義

エンジニア未経験なら面接で必要な技術を質問

面接での『逆質問』は上手く使えば、アピール材料になります。

それは未経験エンジニア転職における面接でも同じ。

たとえば逆質問するならば、こんな感じが良いかもしれません。

『自身は〇〇という言語を用いて、先ほど紹介したポートフォリオを開発しました。御社で貢献するならば、入職するまでにさらにどういった技術を習得しておくべきでしょうか?』

といった具合です。

こういった逆質問ができれば、ポートフォリオのアピールと共に、入職するまでに出来るだけ早く戦力となってくれる人材かもとアピールすることが出来ます。

なお、逆質問でもあまりに初歩的な質問は『勉強不足』と面接官に取られる可能性があります。

なので言葉には気を付けて、自身のやってきたこと、そして入職後の明るい未来を提示できるよう質問していきましょう。

受験のたびに人材価値は高まる可能性がある

最後に覚えておきたいのが『受験のたびに人材価値が高まる可能性』があるということ。

これは受験するたびに、応募している企業の意図、自身に必要な技術が認識できるといったことが理由となります。

おそらく未経験からのエンジニア転職において、経験者と比較するならば面接突破率は低くなることでしょう。

ですが前向きに面接を続けていけば、面接官からの質問や要求事項について、学んで行くことが出来ます。

すると必然的に自身に足りない技術、知識が明らかになり、転職のために必要な勉強内容も明らかになってきましょう。

その習慣が身に付けば自身のスキル、そして人材を獲得したい企業とのギャップが縮まり、面接突破委率は上がっていくことになります。

決して低くはない『未経験からのエンジニア転職』の壁。

ですが自身が工夫出来ることはたくさんあり、採用企業の意図を組んでいければ、転職可能性も少なくないことを覚えておきましょう。