新入社員向けのon the job traning(OJT)の教育的意味合いをアップデート。
新入職で研修がたくさん始まる4月。研修を受ける側も、研修を実施する側もOJTやOffjtを理解して、有用な時間にしましょう。
☑ ojt教育研修の意味とは
○ ojtとはon the job traningの略
○ ojt社員教育のやり方
○ ojtが導入される職場や業務
☑ ojtとoffjtそれぞれの意味やメリット
○ ojt研修のメリット
○ offjt研修のメリット
○ ojtとoffjtの使い分けが大切
☑ ojtのやり方は進歩している
○ 新入社員へのテレワークojt
○ ojt研修は毎年の更新が大切
☑ojt教育研修の意味とは
ojtとはon the job traningの略
ojtとはオンザジョブトレーニングの略であり、読んで字のごとく実際の現場に投入しつつ、現場の職務担当者より実施される教育研修を指します。
実際の仕事は現場で進んでおり、仕事の理解にはやはり現場で学ぶのが効果的、といった考えで導入されているところも多いようです。
それではojtによる社員教育のやり方について見ていきましょう。
ojt社員教育のやり方
ojtでの教育研修は、実際の現場そして現場担当者により実施されます。
現場担当者はその現場、その職務のスペシャリストです。その技術や知識をリアルタイムで後進に提供するところにoft教育研修の特徴があります。
教育研修を施される社員側としても、思い描く仕事と現場でなされる仕事との乖離を埋めるといった効果があります。
ojtが導入される職場や業務
ojtが導入される現場や業務は様々あります。
たとえば自身は医療福祉職に従事していますが、ojtでの教育研修は日々実施されているといった印象です。患者や利用者に対するコミュニケーション技術、提供する医療技術なんかは現場で学ぶところが多々あります。
そのほか製造業における現場においてもojtは導入されています。機械化された現場での安全衛生教育、そのほか現場担当者による職人技なんかも実際の現場でないと学べません。
上記ではojtを例示しやすく医療福祉や製造業について記載しましたが、ojtは業種問わずたくさんの企業で導入されています。
☑ojtとoffjtそれぞれの意味やメリット
ojt研修のメリット
ojt研修は前述したように、実際の現場で必要な知識や技術を学ぶには非常に有効な教育研修です。
また現場担当者ならではの技術や知識を提供されることは、現場に特化した特殊技術が身に就く反面、現場担当者が持つスキル、教育技術により教育の質にややバラツキが発生する側面があります。
そんなojtのメリットやデメリットを補填する役割を果たすのがoffjt教育研修です。
offjt研修のメリット
従来のoffjt研修は座学でのセミナーなどを通して、知識や技術を獲得する意義があります。
offjtでは、セミナー会場で一斉に新入社員の教育することができ、社員同士で共有してほしい知識や技術について研修をしたいときに効果的です。
ojtでは教育担当者により教育の質のバラツキの発生するといったデメリットについて前述しましたが、offjtではそういったバラツキを抑え、知識を共有しつつ獲得していくことに有用です。
ojtとoffjtの使い分けが大切
ojtとoffjtにはそれぞれメリットもしくはデメリットが存在しています。使い分けが大切です。
ojtのみ、offjtのみでは効果的な教育研修に至らない可能性があります。それぞれを組み合わせることで、効果的な教育研修となります。
またojtやoffjtの概要について前述しましたが、その実施要領は各企業で多種多様です。そして教育研修のやり方も日々進化していることも覚えておきましょう。
☑ojtのやり方は進歩している
新入社員へのテレワークojt
テレワークといった働き方が定着してきた昨今。ojt教育がオンラインでなされる企業も出てきているようです。
ojtと聞くと現場で教育するのではといった印象があり、オンライン教育と聞くと違和感を覚える方もいるかもしれません。
テレワーク可能な仕事であれば、オンラインでの操作技術をオンラインで教育することもojtのひとつとなるようです。
ただしオンライン教育は従来のojtで得意であった、頻回の声掛けや観察といった部分で配慮が必要です。
教育する側は新入社員が何に躓いているのかなど、到達可能レベルを鑑みつつ声掛けと観察を行い、テレワークojtを進めていく必要があるようです。
ojt研修は毎年の更新が大切
テレワークojtにも代表されるように、時代の需要とともに教育研修の有り方は変化しています。
つまり教育ツールは常に更新が必要ということを覚えておきましょう。今はテレワークojtといったキーワードが出てきましたが、時代が進むごとに教育に用いるデバイスはまた進化を遂げていくことでしょう。
ojtそしてoffjt、教育ツールこれらの使い分けを大切に。
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