メーカー営業職とは。法人向けルート営業など詳しく解説します。

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メーカー転職における営業職

転職候補として営業職とは。ルート営業から飛び込み営業まで、メーカー法人営業職について紹介。

前回記事に続いてメーカーでの職種候補のひとつ『営業職』を紹介します。営業といっても世の中には飛び込み営業、販売店での対面営業など様々な営業がありますが、自身が勤めていた会社での営業はBtoB形式での、得意先回り中心の営業でした。

おそらくメーカーの営業といえばBtoBのところが多いでしょう。下記にて営業経験をふまえて、職務内容の詳細を紹介します。

 目次

メーカー営業職は基本的にルート営業

自身が勤めていたメーカーは老舗だったので、基本的には先輩から得意先を渡され、営業をかけるといった業務をこなしていました。また薬品という商材の関係もあり、大きな薬害訴訟もなく安全性を担保していた関係から、新規参入はそれほど多くない印象でした。

日々の業務としては、細かい製品などは営業をかけるついでに納品もこなし、配送をかねて動いていました。

そんな日々の中、大切なのがサンプル配布。プレゼンの中でデモを行い、決裁権のある人がゴーサインを出してくれれば、売上アップです。ルート営業とはいえ、プレゼンは毎回ある程度の緊張感がありました。

得意先回り中心だと、話を聞いてくれやすく、営業をかけやすいといったことは恵まれていたかもしません。しかし、営業職は常に新規顧客獲得も狙っていかねばなりません。次項でその苦労話を紹介します。

隙間時間で新規開拓飛び込み営業

ルート営業の傍ら、空き時間を使っての新規顧客獲得営業もそれなりにこなしていました。しかし、本当に良いと思ってもらったモノしか売れない昨今、確度の高い営業ができていたかといえばそうでもなかったように思います。

新規顧客獲得のためアポイントメントを取ろうにも、決裁担当者へ電話で繋いでもらえなかったり、不在を理由に断られることも多かったです。それではということで会社へ挨拶周りで赴いても、決済担当者が不在であったり、事務の方に体よく断られることも多々ありました。

新規飛び込み営業メインの職種の方だと、おそらく上記のような日々を毎日送ってるのではないでしょうか。またノルマのキツいとこだと、帰社後に上司から詰められるなんてことも良く聞きます。

自身も営業職時代、目標はあれどノルマはなく、上司から詰められるといったこともありませんでした。また目標に関しても、基本は得意先回りなので、ある程度はこなせる範囲で設定されていました。

このように『営業』とひとことに言ってもキツさは全然違います。営業職を目指すなら、BtoCか新規もしくはルートかなど、応募する職種の商材も加味して考慮しなければなりませんね。

営業職の魅力とは。歩合報酬がやる気にさせる

営業職といえば『歩合』で報酬増加が認めるところが魅力です。自身はルート営業メインでしたが、目標達成された暁にはいくらかの『歩合』が発生しました。

個人の目標もあれば、営業部全体での達成目標により、多いときには数十万の歩合がつくこともありました。歩合で大きく稼げたときこそ、この仕事のやりがいを感じる瞬間かもしれません。

この『歩合』ですが、業界や商材によっては新規成約件数に力を入れている職場でいあれば、一千万プレーヤも一定数いるようです。バリバリ営業をこなしたい方であれば、そういった業界を狙うのもよいかもしれません。

メーカー営業だと工場と得意先の板挟みもある

営業は得意先への橋渡し役であると同時に、クレームをもらう部署でもあります。

たとえば製品不良があればもちろん最前線でお叱りをいただきます。不良原因を社に持ち帰り、回答書を作成するといった仕事も営業の役割でした。

また、得意先から納期を急かされる場面もあり、そんなときには工場の稼働率も上げてもらう必要もあるのですが、そんあ場合は工場担当者にも頭を下げねばなりません。必要があれば残業を依頼してまでの、工場稼働となりますからね。

そんな感じで営業は得意先、そして自社工場の板挟みになることもしばしばです。しかしその折衝役をうまくこなすことも面白く、この仕事の醍醐味であるのかもしれません。

企業の花形『営業職』。営業職応募の際には営業方法の確認を。

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