全国の職業別平均年収などを把握して、転職副業の目標を設定しよう。

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転職副業の目標設定なら、公的な業種別平均値賃金データを活用してみよう。

転職も副業も年収の目標設定が大切。今回は厚生労働省発表の平成30年賃金構造基本統計調査の概況より、賃金の目安から目標設定をするための判断材料について見ていきましょう。

目次

全国平均賃金の推移

全国平均賃金の概況

まずは昭和51年から平成30年までの一般労働者の賃金について見ていきましょう。

同期間の賃金のピークは平成13年の男性平均賃金340.7千円となり、平成30年の男性平均賃金は337.6千円、女性平均賃金は247.5千円となっています。

なお平成30年における男女計の平均賃金は306.2千円となっています。

出典:平成30年賃金構造基本統計調査の概況

ここ30年の給与は推移

上記グラフを見てみると、男性の平均賃金のピークは平成13年の340.7千円、平成30年は337.6千円と微減程度と概ね横ばいで推移しています。

男女計の平均賃金推移に関しても、賃金カーブは似たような曲線を描いており、こちらもここ30年は概ね横ばいであることが推測されます。

なお女性の平均賃金に関しては、微増傾向が続いているのがグラフから見て取れます。男性の賃金カーブを比較すると、その傾向が良く分かります。

男女の賃金格差

平成30年の男性平均賃金は337.6千円、女性平均賃金は247.5千円と90.1千円の差異があることが確認できます。

しかし、前述のように男性の平均賃金カーブが横ばいであるのに対し、女性の平均賃金カーブが微増となっていることで格差はここ30年で縮まっていることが考察されます。

グラフの男性賃金カーブと女性の賃金カーブの幅の狭まり方を見ると、それが確認できます。

業種別平均賃金について

産業別平均賃金の概況

平成30年度における産業別平均賃金について見ていきましょう。

まずは同調査における対前年比でについて。男性では運輸業や郵便業、生活関連サービス業や娯楽業がそれぞれ前年比+2.1%で産業別の最高値となっています。

出典:平成30年賃金構造基本統計調査の概況

また同調査における女性の対前年比データでは、運輸業や郵便業が対前年比+4.1%と最高値となっています。

出典:平成30年賃金構造基本統計調査の概況

このように対前年比で産業別男女賃金を比較すると、伸び率には差異があることが確認できます。

男性平均年収と最高年収

今度は男女ごとにおける、産業別の最高賃金について見ていきましょう。

同調査では男性における最高賃金は、50〜54歳台の金融業、保険業になっていることがグラフより確認できます。

出典:平成30年賃金構造基本統計調査の概況

また各産業のピークでは、年代で差異があることも確認できます。

女性平均年収と最高年収

次は女性の産業別最高賃金について確認していきましょう。

同調査では女性における最高賃金は、55〜59歳台の教育学習支援業がピークとなっています。

出典:平成30年賃金構造基本統計調査の概況

男性と女性ともに、50歳台がピークを迎えているのが特徴的です。

今後の男女の産業別賃金推移が気になるところです。

企業規模と平均賃金について

男性の大企業や中小企業での平均年収

最後に企業規模での賃金差異について確認していきましょう。

まずは男性の企業規模別賃金について。男性の最高値は大企業の506.6千円、続いて中企業401.2千円、小企業337.5千円と続いていきます。

大企業のピークと小企業のピークの差異は、169.1千円となっています。

出典:平成30年賃金構造基本統計調査の概況

女性の大企業や中小企業の平均年収

続いて同グラフから、女性の企業規模別の賃金データについて確認しましょう。

女性の最高値は大企業の304.5千円、続いて中企業の266.7千円、小企業の239.5千円となっています。

なお女性の企業規模別の大企業ピーク、小企業ピークの差異は65千円となっています。男性のピークの差異169.1千円と比較すると、女性のピーク差異は少なめになっているところが特徴的です。

賃金に関する公的調査結果を利用して、自身の転職や副業の目標年収を設定しよう。

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