会社員として外回りなど外勤仕事で働くメリットとは。

会社員として外回りなど外勤仕事で働くメリットとは。
       

働き方の選択肢のひとつである【外勤】や【外回り】

外勤という働き方を知れば、自身に向いている仕事か否かも判断できるようになります。

今日は訪問医療を中心に外勤の仕事へ従事している筆者が、その働き方の魅力についてお伝えしていきます。

目次

外勤の仕事について知る

外回り仕事の種類について

外勤仕事の種類は多岐にわたります。ちなみに自身は理学療法士として、訪問看護ステーションから看護師と共に、外回りを中心とした訪問医療の仕事に従事しています。

そのほか外勤業務の仕事の種類として

○ 新規及び既存顧客向けの営業職
○ 顧客先へ出向いてのメンテナンススタッフ
○ システムエンジニア

などがあります。

なお上記に列挙したのは外回り仕事のほんの一部。会社を出て業務に従事している方々はたくさんいます。

会社での外勤と内勤の仕事の違い

会社員としての外勤や内勤の仕事の違い

逆に今度は内勤仕事について確認していきましょう。

内勤仕事を例に挙げると下記の通り

○ 社内での書類作成や受付など一般事務
○ 経理業務や総務事務
○ 社内情報管理部

内勤仕事はこのように事務作業を中心とした社内業務を指します。

外勤メインの仕事とは対照的な働き方になります。

外勤と内勤の仕事を兼務することも

上記のように外勤と内勤で主たる業務が分かれている人もいれば、そうでない人々もいます。

たとえば自身は訪問医療という分野で、外勤と内勤の仕事を兼務しています。

外勤と内勤をそれぞれ列挙するとこんな感じです。

【外勤】
○ 利用者宅へ出向いての訪問リハビリテーション業務
○ 居宅介護支援事業所や病院への挨拶回り
○ 新規利用者宅での契約業務

【内勤】
○ リハビリテーション計画書の作成
○ 居宅介護支援事業所や医師への報告書の作成
○ 請求事務

これからの働き方を考えるのなら、『外勤中心』『内勤中心』『外勤と内勤を兼務』といった働き方を模索していくのも良いかもしれません。

外勤仕事のメリット

外回りは時間の自己裁量が大きい

それでは外勤や内勤の仕事について理解したところで、今回は外勤仕事のメリットについて確認していきましょう。

まず外回り仕事のメリットのひとつに、時間の自己裁量が大きいといったメリットがあります。

例えば自身は訪問医療の仕事をしていますが、利用者宅への移動時間に5分か10分程度ですが隙間時間ができます。

その時間は記録の整理をしたり、なんなら休憩時間に充てたりもします。

出社しての内勤仕事であれば、トイレへ立ったり、昼休憩以外の行動は制限されがちです。

ですが外回りでは業務さえキッチリこなしていれば、隙間時間などはある程度を自由に使えるのが嬉しいところです。

一人で仕事に取り組むことが多い

外勤仕事や外回り仕事は一人で挑むことが多い

次に紹介する外勤仕事のメリットとして、一人で仕事に取り組むことが多いといった特徴が挙げられます。

たとえば自身の従事する訪問医療の仕事もさることながら、営業職なども顧客先へ一人で出向くことが多いと思います。

営業職を例に取るなら資料作り、顧客先への自動車での移動、顧客へのプレゼンまで、技術があれば自身のみで仕事をこなしていくことができます。

もちろん上司への進捗報告などは免れませんが、自身の持つ技術や知識で、自身のみで仕事をどんどんこなしていきたい人は外勤仕事に向いているといっても良いかもしれません。

なお自身の経験を元に、一人で仕事を完結する『一人職場』についても過去記事で紹介しています。興味のある方はぜひ確認してみてください。

【気楽それともつらいのか。一人職場での働き方を紹介します。】

インセンティブ有りの仕事も多い

外勤の主たる仕事であれば営業職ですが、こういった仕事は歩合いわゆるインセンティブ有りのものが多いのも魅力のひとつです。

外回り仕事では出向いた顧客先で出した結果が、自身の報酬へ反映されるものが多いです。

たとえば自身が従事している訪問医療の仕事においても、毎月こなした件数で報酬が変わってきます。

これは外勤の仕事として顧客と接点を持ち、基本的に自身のみで対応しているからこそ成果をアピールしやすい仕事といえます。

自身の頑張りを報酬へ反映させたいなら、営業職など顧客回りの仕事に従事するのもひとつの選択肢です。

外勤仕事のデメリット

夏は暑く、冬は寒い

さて、外勤仕事のメリットを確認したところで、今度はデメリットについても確認しておきましょう。

外回り仕事の天敵のひとつが気候。

徒歩、バイク、自動車での移動など移動方法には差異はあれ、夏は暑く、冬は寒いといった気候の影響は大きく受けます。

自身も対策はすれど、夏は熱中症までいかないまでも、気温でやられて体重が数kg落ちることもしばしば。

また冬は体が冷えてトイレが近くなるので、コンビニの場所など押さえておいたりしています。

そんな感じで外へ出る仕事は、気候の影響を受けやすいことを覚えておきましょう。

出先のトラブルは自身で対処が必要

最後に覚えておくべき外勤仕事のデメリットは、『出先でのトラブル対処は基本は一人で挑む』といったことが挙げられます。

たとえば自身は訪問医療という外回りの仕事をしていますが、仕事柄で利用者宅へ行ったときに体調が急変されている方もます。

そんなときは落ち着いて担当医に電話をしたり、必要であれば救急車を呼んで心臓マッサージなどを施すなど、誰もいない現場でも一人で対処することがあります。

他にも営業職なら外回り移動中の交通事故、商品配達中での商品の破損なんかもトラブルとしてあるかもしれません。

そんなときに外勤仕事でトラブル対処する人間は基本的に自身一人になります。もちろん指示受けやマニュアルに沿っての対処となりますが、不意の事態にも落ち着いて取り組める人が外回りに向いているかもしれません。

外勤仕事を選択肢に入れるなら、まずはその長所と短所をしっかり理解しておこう。