株価売上倍率(psr)の分析方法について解説していきます。

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perやpbrと共にファンダメンタルズ分析で注目される【psr】

psrを確認して株式投資における分析手法の幅を広げていきましょう。

☆ 投資にはリスクが存在します。自己責任と安全資産の範囲内で検討しましょう。

 目次

psrについて知る

psr(株価売上高倍率)とは

株価売上高倍率とは、英訳するとPrice to Sales Ratio:psrを表します。

psrの計算式は、時価総額 ÷ 年間売上高で算出すことができます。

なぜpsr分析が着目されるのかというと、売上高で企業の株価を推し量る指標となるためです。

たとえばpsrのほかにperといった評価指標もあり、perは株価 ÷ epsで算出されます。

そしてepsは一株あたりの利益であるため、先行投資を優先させて利益を出さない企業である場合、per単体での株価評価が難しくなることがあります。

そのためperと合わせて、売上から算出する株価の評価指標としてpsrはたびたび着目されます。

なおperやepsについては過去記事でも紹介しています。よければ参考にしてみてください。

【株価の指標となるepsとは。その意味や計算式について解説します。】

psr評価できること

psrで株価評価できること

psrでは売上から株価を評価して、割安か割高であるかの判断基準として機能します。

前述したようにpsrは時価総額 ÷ 年間売上高で算出されます。

たとえば年間売上1200億円のA社、年間売上1000億円のB社があるとします。そして時価総額は共に1兆8000億円とすると、A社とB社のpsrは下記の通りです。

A社のpsr = 1兆8000億円 ÷ 1200億円 =15

B社のpsr = 1兆8000億円 ÷ 1000億円 =18

この場合、psrが低く売り上げの大きいA社のほうが割安といった解釈ができます。

またpsrは売上を分母として算出されるため、減収で増益といった銘柄があれば、epsは上がってpsrも上がるなんてことも無くはないので注意しておきましょう。

webサイトで簡単にpsr分析

さてpsrは投資におけるファンダメンタルズ分析のひとつとして有効ですが、分析のたびに時価総額や年間売上高を調べるのも大変です。

そんなpsr分析ですが、簡単に調べられるwebサイトがあります。

そのひとつが後述するwebサイト『seeking alpha』

seeking alphaでは簡単な操作で、すぐにpsrを確認することができます。

それではその使い方を確認していきましょう。

seeking alpahの使い方

seeking alphaとは

seeking alphaは株価情報など、株式投資に関する情報が盛りだくさんのサイトです。

特に米国株情報は満載であり、米国株投資家は知っておいて損はないwebサイトです。

また定期的に更新されるマーケットニュースも便利です。

そのほかアナリストの分析や意見なども確認することが出来ます。

米国株の情報収集にはseeking alphaをチェックしてみましょう。

seeking alphaは無料から使える

そんな便利なseeking alphaですが、利用に関する費用が気になる方もいるかもしれません。

結論からいえばseeking alphaは無料で有効な情報を取得することが出来ます。

またアカウント取得など要せず、株式投資に必要な様々な情報を取得することが可能です。

もちろん今日のテーマであるpsrも確認できます。

それでは本題であるpsr確認のために、seeking alphaでの操作方法を確認していきましょう。

seeking alphaでpsrを確認する

まずseeking alphaと検索しwebサイトを訪れます。そしてpsrを調べたい銘柄のティッカーシンボルを入力しましょう。

seeking alphaで銘柄を入力する

今回は例としてアップルを選びました。

株価情報など銘柄情報が出てきたら、今度はタブの右端にある「charting」をクリックします。

seeking alphaでchartingを入力

chartingをクリックすると画面が切り替わります。今度は左側にある「metric」のドロップダウンリストをクリックします。

seeking alphaでmetricをえらぶ

するとドロップダウンリストの中に『price / sales (TTM)』を見つけてクリックします。

seeking alphaでpriceのsalesを選ぶ

これでpsrが表示されました。この画像の時点ではappleのpsrは6.10となっています。

seeking alphaでpsrを確認する

ちなみにTTMとはTrailing Twelve Monthsの略であり、直近12ヶ月分で算出したものを指します。

psr分析にける注意点

ほかの評価指標と合わせて使う

さて、ここまでpsrの計算方法や確認方法について見てきましたが、最後に注意点についてもおさえておきましょう。

ひとつの注意点として、ほかの評価指標と合わせて使うということ。

ほかの評価指標とは、ファンダメンタルズ分析では前述したperやepsなども、株式価格分析における大切な指標となります。

たとえばpsrが同じ銘柄がっても、利益率が違えばepsそしてperは異なり、割安さも変わってきます。

株価評価は様々な指標を合わせて、総合的な判断に基づいて実施することを心掛けましょう。

psrの目安を調べてみる

psrを評価指標として活用するためには、その目安を調べてみましょう。

目安の調べ方としては、本日紹介したseeking alphaを用いて銘柄毎に調べてみても良いでしょう。

たとえば情報技術やヘルスケア、金融などセクター毎にpsrを調べてみても面白いかもしれません。

そんな情報収集の中でpsrの平均値などが見えてくると、割安や割高の目安にも活用できます。

psrをwebサイトで調べて、ファンダメンタルズ分析のひとつとして有効活用できるよう日頃から確認しておきましょう。

psrの意味をマスターして、ファンダメンタルズ分析の評価項目として有効活用してみよう。

 

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